社会科研究部ハ暗躍セリ

[学園・青春]

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初めは下らない恋バナから始まった生徒会会長選挙への挑戦。
しかし、その決断は友の苦悶、伝統という名の抑圧、様々な思惑、消せない過去。
学校や生徒の隠されたパンドラの箱を開けてしまう出来事だった。
優月は謎の部活「社会科研究部」の力を借り、この戦いに勝ち残れるのか。

小山光と大岡優月は高校の同級生で幼馴染。
”パーフェクトガール”と称される生徒会副会長の藤枝さくらに憧れる光が、彼女と親しくなるために生徒会長選挙に立候補を画策し、優月と共に社会科好きの生徒が集まっている部活「社会科研究部」に助言を求める。
部長の高塚からは、女子が会長になれない伝統を破るためにさくらが密かに会長選に立候補を予定していて光には勝ち目がないことを説明される。
光は出馬を断念するが、優月は勝つためには悪魔に魂を売るとまで言うほど豹変してしまったさくらに衝撃を受け、彼女の目を覚ますため、挑発に乗り自らが立候補することを決意した
高塚と部員は優月の求めを受けて助力することを決める。彼らにも目的があるからだ。
早速彼らは行動を開始し、優月の勝利に向けて様々な策を巡らしていく。それに対して社会科研究部員の御厨(みくりや)と因縁がある比奈姫子が割って入る、更には伝統を破ろうとする優月の立候補を良く思わない学校から立候補を辞退するよう圧力を受けてしまう。

脅迫すれすれの圧力を何とか躱し優月は立候補にこぎつけるが、さくらに付け入るスキを与え、選挙はさくら、1年生の都田、吹奏楽部の伏見そして優月の争いとなる。
激しい選挙戦では優月は謀略の標的にされ、過去を暴露されて窮地に追い込まれてしまう。
その裏では別の策を巡らせる者が暗躍し、全校アピールの場である演説会になだれ込んでゆく。
優月、光、御厨そして姫子やさくらの苦悩、過去、怒りと悲しみ、そして更なる陰謀を乗り越えて優月は社会科研究部とともに選挙を戦い抜く

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