火約

作者 田辺すみ

[歴史]

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革命の情熱に突き動かされながらも、己れの役割と意義に悩むフェリシスは、バスティーユ攻略の火薬を手に入れるため、“火薬売りのクロード”を探して、パリを彷徨う。時代の影に生きた者たちの物語。

ファンレター

「火約」!

田辺さん、こんばんは。「火約」の最新話(十四)まで拝読しました。
こちらは今まで拝読したものと少し違い、日本でも結構有名なところを扱っているはずですが、
それでも資源や交易をめぐる庶民、名もなき人物にスポットをあてている点で田辺さん流の視点をやはり感じます。
こちらも続きを心して待っております!

有り難うございました。

返信(1)

読んで戴き有り難うございます。フランス革命史は個人的に大好きなのですが、それを題材にする場合、巻き込まれた人々を『可哀そうな』対象として見る、『自己犠牲と勇敢の英雄』として見る、そもそもそういった人々のなかにどれほどの違いがあるかを見ない、ということに陥りやすいのかと思います。この物語はそういう点を逆さまの視点から書こうとしたものなのですが……難しい!