ヤンキー小田悠太の慟哭

[歴史]

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キャッチコピー
「紀元前前前世な君の名は!全世界が泣いた慟哭のラスト必見な荒野のファンタジー」



あらすじ
「北斗星学園と川での乱闘を繰り広げる石狩川高校のヤンキー、小田悠太は溺れていたところを一人の外国人の兄ちゃんに助け上げられた。ジンギスカンの匂いに誘われ、悠太は奇妙な外国人のおっさんたちとの共同生活をはじめることになる。そして、筋肉ムキムキの師匠に身体を鍛え上げられた悠太は兄ちゃんと荒野を旅することに。
 通じ合う心とこころ、結成したチームはときに暴走し、時にバカまるだしで笑いあう。だが、二人にはこの世界で最も過酷な運命の別れが待っていた・・・・・・。
 世紀を超えて時空を超えて触れ合った熱いパッションと絆は、こんな形で終わりを迎えるのか。
 同時上映、『野々村吉雄の絶叫』もカップリングして、キリスト教界を激震の渦に巻き込んだ問題作、いよいよ完結!」


※補足:初稿公開時も一旦完結でしたが、同時上映・B面・C/Wな後編が加筆されています。あわせて一粒で二度おいしいめくるめく世界観をお楽しみください。

ファンレター

「イシカリガワ、オダユウタ」が「イ×××××の×ダ」になってしまうシーンが一番の衝……笑撃でした。

いろいろと滅茶苦茶なのに、きちんとストーリーに筋が通っていて、収まるところに収まっているところにまずは感心します。
現代っ子(20世紀の終わりごろを「今」でくくると古臭い、時代遅れと言われそうで怖いですが)──がタイムスリップするだけの話かと思いきや、途中で「イシカリガワ、オダユウタ」がまさかの「イスカリオテのユダ」に化けてしまい、その部分も含めて読みながら何度も「嘘でしょ?」と唱え、笑い……それなら「裏切り」の個所をどうするのかとソワソワとしてみれば、そこでもまた「嘘でしょ!(笑)」でした。
しかも表題の「慟哭」意味が完全に想定外だったので、やられた、という気分です。
続く『野々村吉雄の絶叫』についても、もう、ほんと、ツボに入りすぎてニヤニヤが止まらなかったです。
ユウタの話とヨシオの話が、うまい具合にリンクしているのもとても良いですね。
面白かったです。

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