聖マルティン・ルターの女王

作者 佐藤子冬

[歴史]

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1件のファンレター

宗教改革の時代、改革者マルティン・ルターを支えた偉大な妻の著名なエピソード。
注意・フィクションとノンフィクションが混ざった物語になっておりますのでお気を付けてお読み下さいませ。

ファンレター

アインベック麦酒

こんにちは。僕の地元ではドイツ麦酒祭(『オクトーバーフェスト』と呼びます)があり、いわゆる黒ビールの本場の味を楽しめるのですが、読んでいてその祭りの麦酒を思い出し、とても麦酒が飲みたくなりました。アインベックのボック麦酒、良いですねぇ。ボック麦酒の一種の色合いの、ディープ・カッパーのカッパーとは銅のことですが、僕の地元は銅線をつくる工場が点在し、ピュア・カッパー(純銅)の色合いをこの作品に重ねて読みました。端的な文章で上品な味わい。佐藤さんのほかの作品もそうですが、難しいテーマを端的な言葉で表すスタイルが、アインベック麦酒のような味わい深さを感じさせて、好感が持てます。楽しく拝読させていただきました、ありがとうございます!!

返信(2)

お読み下さり、ありがとうございます。
恥ずかしながら、ルターが召喚の際にビールを飲んでいたのは最近になって知りました。
カタリナがビール醸造の名人であることもつい最近知りました。
ここの説明は肉付けとしては余分だろうかと迷っていました。しかし、「文芸部は眠らせない」の「神は細部に宿る」の文章を見て「ここを残すことにも意味合いはある」と思い、削除しない方針にしました。
遠藤周作先生も世の中を俯瞰した時、近いことを仰っていましたね。
僕の作品にまで言及していただき、ありがとうございます!! ただいま帰宅し、いただいたレターに返信致しました!! 乱筆になってしまいました、返信遅れてすみません。