文芸部あふたー

[学園・青春]

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『文芸部は眠らせない』のキャラクターたちが織りなす、ゆるい日常のエピソード。基本、一話完結式の連作短編小説です。

*表紙はPicrewさんでつくりました。
*登場人物紹介のアイコンは「萌える!アバターメーカー」さんで作成しました。

ファンレター

青春とは

本編は「文芸部は眠らせない」をお読み下さると楽しくお読み出来ます。

鈍く愚かであってこそ青春です。

頭の賢い者、或いは強き者を愚かの様に扱えるのも青春ならではの醍醐味です。

鈍すぎるのも青春です。後になって気付くのです。

視ている側は少しお節介したくなるけれど。

理論は大事ですが、人は感情の生き物なのだと改めて感じますね。

三年生になり、部長はどの様な青春で歩むのか。山田さんは青春をどう生きるのか。

「若人よ、若き日を楽しめ。けだし、主がみていることを忘れるな」

このレターをご覧になられた方々も未だ未だ若いのです。

渋沢栄一は五十代、六十代も未だ未だ活動する様に説きました。人の若さとは心の若さ。鈍く愚かだからこそ学ぶ余地があります。

幸いなのは人生の全てを学びに出来る生にこそあります。
骨は衰えよう、呻こう。されど、舌は制御することはかなわず。

人生はいつでも喧々諤々なのです。声をあげてこその人生なのでしょう。

追記・活動内容にコメントして頂き、ありがとうございます。

返信(1)

返信遅くなりました、すみません。
日常ってかんたんに破られてしまいます。例えば、一昨日。僕が住んでいる町で、バザーをやっている会場に自動車が突っ込んできて、ひとを何人かひいてそのまま逃走する、という事件がありました。怨恨ではなく、無差別に狙った犯行でした。バザーをやっていたひとたちと僕が全く無関係かというとそうでもないし、日常がかんたんに破られることを、あらためて認識せざるを得なかったです。
そういうこともあるので、この『文芸部あふたー』や本編『文芸部は眠らせない』のようなタイプの作品も大事だよな、と自分の作品ながら、再確認しましたし、佐藤さんからいただいたレターを読むと、その思いを強くすることが出来ます。
青春って、実際は結構残酷だけど記憶に残るのは残酷な側面ばかりではないように、僕は思います。また、青春がなくても、その代わりに「今を、青春のように駆ける」ひとたちだっている。
佐藤さんからの言葉に、そういった「学び」を感じた次第です。お互い、頑張りましょう!!!!