川澄三中生活安全課

[ミステリー]

49

8,842

1件のファンレター

令和元年、ぼくは川澄三中に入学した。

だけど、待っていたのはネコのような担任に非情な現実だった。

おしゃべりな情報通、気弱なオタク、気取ったギャル、大人しい文学女子、群がるヤンキー、そしてかわいい優等生。

ぼくは川澄三中を駆け回るーー

ファンレター

アイディアを出し合うこと

ファンレターを失礼いたします。「川澄三中生活安全課」を拝読しました。
中学生のいじめに向き合った作品で、興味深く読めました。

誰かを助けると、別の誰かを傷つけることになる。
まったくその通りですが、被害が一方的だったり、大きすぎる場合には、その一方に傷ついてもらうしかないですね。
解決策はなかなかないのが現実だと思いますが、様々なアイディア、作戦を創作し出し合うことで
現実にも何らかのヒントが加えられることを期待したいと思います。

有り難うございました。

返信(1)

村山様

コメントありがとうございます。

仰られる通りだと思います。

技術も進歩し、子供だけでなく教師間でのイジメまでもが問題となる昨今では、生徒間でのイジメの解決は非常に難しくなっていると思います。

出来ることなら、実力行使はないほうがいい。何故なら、それは最後の手段でしかないのだから。そうならないためにも、工夫し、アイディアを出し合って対策を練って行くべきなのかもしれませんね。

読んで頂き、ありがとうございました。