アフター５を待ちわびているところから、作っているところ、そして食べているところ。全部ひっくるめて、「美味しそう！」。
ちょうど帰りの電車の中でこれを読んでいたのですが、読みながら「もう！　お腹すいた！」に、なってしまいました。(笑)
食べている光景が一番好きです。本当に美味しそうで、美味しそうで。

在宅での電話会議から垣間見える各家庭の様子とか、主人公のお父さんとの距離の急接近とか、あるいは主人公が現在住んでいる地域の繋がりであるとか、いい塩梅でそれらが文中に散りばめられていてエッセンスになっていますね。
ぎゅっと濃縮された美味しい小説を読ませていただいたと思います。

旨い！

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