慰霊の日

作者 TamTam2021

[社会・思想]

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今日は慰霊の日です。沖縄の慰霊の日です。ここは雨の日曜日です。あちらはどうでしょうか。慰霊の日には雨が似合います。たましいのように咲いている綺麗な紫陽花にも雨が似合います。

目次

完結 全1話

2024年06月23日 16:13 更新

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雨は静かに

沖縄慰霊の日にふさわしい、美しくも悲しげな詩が心に染み入りました。こちらでは雨が静かに降っています。紫陽花の額一つ一つが集まり、その姿は儚げな淡い色のたましいのようです。雨がたましいに降り注ぎ、色鮮やかに浮かび上がっています。今日、沖縄は静かな祈りに包まれていることでしょう。たましずめの日。決して忘れてはならない大切な日。しかし悲しいことに国民の何割がこの日を正確に答えられるのでしょうか。この国は危うい方へ傾いています。葉の上に乗った雨粒をほんの僅かにつつくだけで転がり落ちてしまうような危うさに ... 続きを見る

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小説情報

慰霊の日

TamTam2021

執筆状況
完結
エピソード
1話
種類
一般小説
ジャンル
社会・思想
タグ
詩, エッセイ, 現代詩
総文字数
671文字
公開日
2024年06月23日
最終更新日
2024年06月23日
ファンレター数
1