私の話①

文字数 248文字

「お前は優し過ぎる」と何度忠告された事か。幼い頃から両親にも言われ続けた。
当の本人である私には見当がつかず、はぁと返答するしか出来ない。
だが、本当にその通りなのかもしれないと身に染みて感じたのはこの度の仕事を始めてから。
私の作品はお察しの通りまあ売れない売れない。
見兼ねた担当さんが考えてきてくれた案を採用して(上から目線な言い方で申し訳ない)始めたのが今回の作品。
優し過ぎると言われ続けた私になんてものを……と今とてつもなく後悔している。
優し過ぎるは決して誉め言葉ではない。それもまた理解した。
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