第1話 雨女さまの来訪。
文字数 227文字
祖父母のレストランは、なぜか雨の日は客が多い。
理由は不明だ。
女子中学生シェフのかすみが、レストランの厨房に入ると、バイトをしてもらってる女子高生のひよりが小声で言った。
「また来てるよ、雨女さま」
雨の日になると必ずくる女性客だ。
着物を着て大きな赤い傘を持っているから、それはそれは目立つ。
そして晴れの日に、絶対見かけない。
「注文、行って来るね」
ひよりは、注文を取りに行った。
なぜ雨女さまは、なぜ雨の日にだけ来るのか?
かすみは、準備をしながら考えた。
つづく
理由は不明だ。
女子中学生シェフのかすみが、レストランの厨房に入ると、バイトをしてもらってる女子高生のひよりが小声で言った。
「また来てるよ、雨女さま」
雨の日になると必ずくる女性客だ。
着物を着て大きな赤い傘を持っているから、それはそれは目立つ。
そして晴れの日に、絶対見かけない。
「注文、行って来るね」
ひよりは、注文を取りに行った。
なぜ雨女さまは、なぜ雨の日にだけ来るのか?
かすみは、準備をしながら考えた。
つづく