第1話 二人の出会い

文字数 8,342文字

それはエヴァンがティファーが魔物に襲われ助けた時に、

そのおてんばなティファーの姿を見て一目惚れをし、下を向き顔を赤くして恥ずかしがっていた。

そしてティファーは後日、助けてくれたお礼にいきなりエヴァンと、そしてこの時一緒に旅をしていたレオに向かってお城に招き入れ彼らを招待し、食事に誘い迎え入れられた。


エヴァンは緊張をし、なかなかティファーの顔を見れずにいた。

そして旅を共にしてたレオに向かってエヴァンは、

「…何てしゃべったらいいでしょう?レオ…

緊張しすぎて言葉が何も浮かびません…」

と、エヴァンはレオに言い助け船を求め、レオに向かってボソッと語りかけた。

するとレオは、

「俺に任せて下さい、先生。

先生って王妃の事が好きなんでしょ?

顔にかいていますよ」


とエヴァンに向かってレオは言い、それを聞いたエヴァンは顔を赤くして、

「そっそっそっ…そんな…わっわっ、私なんか身分も違うし、彼女を好きになるなんて…」


それを聞いたレオはエヴァンに向かって勢いよく言い、

「先生、人を好きになるのは身分もくそもないですよ…

俺に任せて下さい…


食事が終わったらいい案がありますので…」


エヴァンはその時心の中で、

(しょ…食事が終わったら?

今助けてくれないんだ…)

と思い、エヴァンはひたすらティファーの顔を見ずに下を向き、ガチガチに緊張しながら食事をしていた。

食事が終わりティファーはエヴァンに向かって、

「今日は天気も晴れで暖かいので、よかったら散歩でも一緒にどうですか?」

と、ティファーは後ろに手を組みエヴァンの顔に向かってニコッとした。

エヴァンはそんな彼女の笑顔を見て心の中で、

「かっ…可愛い。

どっ…どうしよう…

まっ…ますます彼女の事がす…好きに…


心臓がドキドキしてきました」

エヴァンはその、ティファーの可愛い笑顔を見て胸に手をあて心臓を押さえ顔を赤くした。

そしてこの時エヴァンは心臓に手をあてティファーの姿を見ながら、


「だっ…、だめだ~、好きになっては…

所詮彼女と私は身分が違う…

身分が違い、生い立ちも違う…

きっと彼女にはそれなりの人達がいるでしょう…

私と違い、相応しい男の方が…


わっ…私とは…」


するとその時、エヴァンが下を向き手をあてている時、向こうの道から3人組の男達がエヴァンとティファーに向かっていちゃもんをつけてきた。

エヴァンはこの時心の中で、

(はっ?)

と思い、回りをキョロキョロ見渡した。


すると森の茂みから、お金を渡しているレオがいて、

「あの二人組の男を襲ってください…

成功したら、報酬は倍に増えますよ…」

と、男達に命令を下し、5000円札を渡していた。


エヴァンはそのお金を渡しているレオの姿を見てエヴァンは、

「レ…レオ、貴方…

なんて子供の時から悪どい事を知っているのですか…

先生、あまりにも君の今の姿を見て、君の将来がこの先不安です…」

と、エヴァンは悲しそうな表情をし、レオの姿を見て哀れんだ。

男達に囲まれるなかで、ティファーはエヴァンの後ろに回りエヴァンの手を握り、


「きゃあっ!」

と言い、エヴァンに助けを求め悲鳴をあげた。

この時エヴァンは男達を見て心の中で、

(いかにこのような状況で作る中で、ベタすぎな展開…、


そして何より許せないのは、私のあげたお小遣いをあのような形で男達にあげる悪どい表情のレオ…

いかに日頃私にいろいろ勝てないとはいえ、あのような形で表現に出してこようとは…

なんだか段々腹がたち、ムカついてきました)

そうエヴァンがレオに対して心の中で思うと、

エヴァンはレオの金に操られた男達を軽く魔法で投げ飛ばし、

男達は森の茂みに落ち意識を失い墜落した。


そしてこの時レオは、エヴァンに投げ飛ばされてレオの側に体を落ちた男達に向かって、1万円札を男達のほっぺたにペチペチと叩き、

「ほら、奴に勝てないと1万札をあげないぞ」

と、気を失った男達に、

「またやれ」

と、催促を促していた。

(エヴァンはこの後、レオの大切に遊んでいたゲーム○ーイの本体を取り上げお仕置きした。

そしてこの時レオは、また違う手を使って復讐してやると心に決め、復讐の機会を伺っていた)


レオの魔の手を逃れた二人は公園のベンチで座っていた。

そして相変わらずエヴァンは顔を赤くし、下を向き無言でうつ向いていた。

エヴァンはこの時下を向きながら心の中で、

(何か話さなきゃ…何か話さなきゃ…

只でさえ寡黙で暗い人間なのに…

言葉が思い付かず、案が浮かばない…)


普段のエヴァンはレオや他の人間に営業トークで話す時はよくしゃべりよく話すが、本当はシャイであまり自分の思っている事をなかなか語れない不器用な男だった。


その不器用な男がさらに好きな人の前で尚更話せる訳がなく、

ただただ二人の時間が過ぎていき、ティファーと話す時間が刻々と減っていった。

エヴァンは時間が過ぎていく中で取り合えず、

「本当に天気がいいですね…

どこかこんな日は出掛けているんですか?」

と、ティファーに向けて何気ない会話を口に出した。

するとティファーはエヴァンに向かって、


「ええ…、まあ、旅行が好きでいろいろな所に出掛けているかな…

いろいろな物を見るのが好きで、好奇心旺盛な性格でして…」


ティファーの会話を聞いてエヴァンは旅行好きと聞いてエヴァンはそれに対して、

「へえ、そうなんですか…実は私達もいろんな国を歩き回っていまして、今弟子のレオと旅の途中なのです…」

それを聞いたティファーは興味津々でエヴァンに向かって、

「へえ~、そうなんですか。

旅の話とかいろいろお話をお聞きしたいので、是非とも私に教えて頂きませんか?」

それを聞いたエヴァンはティファーに向かってニッコリと笑い、

「いいですよ、是非ともお願いします」

と、エヴァンはティファーに対していろいろと旅の話をした。


そしてこの後二人の仲は深まり、エヴァンとティファーは有意義な時間を過ごした。


二人の会話が弾む中でレオは、何故か変なコスプレをしていて、愛のキューピッドの服装をしていた。

そしてそんな服装を着ながらレオはエヴァンに向かって、

「が ん ば れヽ(´ε`●)ノ」

と、森の茂みから愛のメッセージのエールを送っていた。

それを見たエヴァンは鳥肌がたち、心の中で、

(どこでそんな服を購入したのですか?レオ…

今いいところですから邪魔しないで下さいよ、レオ…)

と、顔を睨ませ、エヴァンはレオに圧力をかけていた。

するとレオはエヴァンに向かって、顔をニヤリと悪魔の笑みを浮かべ、エヴァンはレオの表情を見て心の中で、


(また何か悪いことを考えていますね、レオ…

貴方に悪いですが、邪魔はさせませんよ、レオ)

と、エヴァンがレオがまた何か仕掛けてくると感じ取った瞬間、

エヴァンは先に先手でレオに拘束呪文を唱え鎖で縛り付け、レオは身動きできなくなった。

この時鎖に縛られながらレオはエヴァンに向かって心の中で、


(あのやろう…!!
先に先手攻撃を仕掛けてきやがった。

奥手だった先生が、だんだん何かに火がつき、ティファー王妃に何かを仕掛けようとしている。

一体ティファー王妃に何をやらかすんですか?
先生?


先生、貴方の策は如何な程に…?)

そうレオがエヴァンに対して思っていると、意外な程にティファーがエヴァンに向かって何かを仕掛けてきた。


ティファーがエヴァンに向かってもじもじとした態度で顔を赤くし、ごねていると、

「…実は貴方に紹介したい人がいまして…

私と一緒に今からついてきて頂けませんか?」

それを聞いたエヴァンは頭の中で、

「はっ?(゜ロ゜)?




…えっ?

何いってるんですかこの子?

ついてこい?ついてこいってどこに?

それに紹介したい人?

紹介したい人って誰?

誰か私の他に好きな人でもいるんですか?


………



そっ…、それならそうと早く言ってください…

舞い上がった私が完全にばかじゃないですか……



そっ…そりゃ、

そりゃそうですよね、ほんと…


何せ貴方と会ったのは今回二回目…

こう上手くいく筈が…




………(-_-;)


……わたくしエヴァン…

私の恋は只今をもって消えさり、今一瞬粉々にくだけ散り、ティファーさんとの交際のチャンスを完全に消えさり終えました…ぐすんっ…」

エヴァンがティファーの言葉を聞いてしょげていると、エヴァンの魔法によって鎖で繋がれているレオは、

「残念でしたね、先生…

まっ、次がありますよ…」

と、言葉とは裏腹にレオは顔がニヤケ、レオはこの時手を前に出しエヴァンに向けて、

パチパチ…

と、皮肉な拍手をしていた。


エヴァンは気分を落としながら取り合えずティファーに言われるがままについていき、スタスタと歩き出した。

エヴァンのその表情を見ていたレオはエヴァンに向かって、

「行ってらっしゃい」

と、笑顔全開満べんの笑みでエヴァンの事を見送った。

その満べんの笑みを見たエヴァンはレオに向かって心の中で、

(後で、ゲーム○ーイの気に入ったソフトも回収します)

と、エヴァンはこの時レオに対して心の中で思い、

(他にお仕置きのバリエーションはないかな?(-.-))
っと、いろいろ頭の中で考え、エヴァンは無言でティファーについていった。

スタスタと歩き、早15分頃、エヴァンとティファーがたどり着いたのは、なんとカルベロッカの城の前だった。

そして何やら怪しいアロハシャツを着たおっさんが、城の前で待ち構えており、

そしてティファーはいきなりエヴァンに向かって、そのおっさんを手を添え紹介し、


「父です…はじめましてエヴァンよ」

そしてそのおっさんはティファーに自己紹介をうけ、エヴァンに向かって両手をあげ、


「Oh~!!

君が魔物から娘を助けてくれたエヴァン君かね~♪

娘からは話しは聞いてるよ~♪エヴァンくん~♪」




「…………………」


エヴァンは、2秒、いや3、4秒は頭が停止したのか、現状が全く把握出来ず、

何が起こり、何があったのか…
そしてこのオッサンは一体どこの星から来て、何星人だとエヴァンはこの時思った。

エヴァンがあまりの現状に把握出来ずボーとしていると、

エヴァンはその通常得たいの知れないお父さんと呼んでいる者がやっと人間であると認識し、

そしてそのアロハシャツのおっさんがティファーのお父さんだとやっと頭の中で理解しはじめた。


そしてこの時エヴァンは、

「お父さん?

んっ?お父さん?

何故私にお父さんを紹介する?

なんで?

一体?

どうして?」

と、疑問に思い、



「…なぜ?」

ともう一度頭の中で繰り返した。

するとティファーはエヴァンに向かって、

「あの、私…魔物の手から救ってもらった時から、貴方の事が気になりずっといいな~って思ってたの…

だからもし貴方さえ良ければ、私と一緒に国を支えて王様して欲しいな~っと思って…」


「……………」

ティファーのそれを聞いたエヴァンは、

「…王様?王様?王様?

………………


………!!


……………!!!!!


えええええぇぇぇ~っ!!!!!!!!!!!!!」

と、いきなりティファーの言葉を聞いて吠えビックリし、あまりの唐突の出来事にその言葉に対して、

「え~!」

と、エヴァンは何回も言い、ティファーに向かって、叫び倒した。

あまりの唐突の出来事に、驚き、叫び声をあげるエヴァン。

ティファーは顔を赤くし、後ろに手を組み、上目遣いの顔で、


「だめ…かな」

と、エヴァンに向けて照れくさくモジモジした態度をとってきた。


エヴァンはこの時ティファーの表情を見て顔を赤くし心の中で、


(なっなっなっ…!

なんて大胆で積極的な子なんだ!!

しかもあのアロハシャツの宇宙人…いやいやいや、お父様を私に紹介なさるなんて…

しかも王様!?

国王…!!?

私がカルベロッカの王様をやり、お願いされるなんて…私に務まる筈が…)


「……………」

エヴァンはこの時、舞い上がっている心を冷静に見て心を落ち着かせ、急に無言になり考え事をした。


そしてこの時ティファーが言った言葉…


『私と一緒に国を支えて王様をして欲しいな…』


エヴァンは終始その言葉を聞いて無言になり、昔の自分を振り返った。

それは今の自分とは正反対の、自分の事しか考えず、腕に溺れ、ただひたすら復讐の鬼と殺しの快楽に取りつかれ殺戮を繰り返していた自分…


そしてそんな自分がとても国を治め、務まる筈がないとこの時エヴァンは思った。



…そして………………


……………


………





「………………」

エヴァンの魔法が解け、鎖の拘束から解放されたレオはエヴァンと一緒に2人だけでポツンと公園の噴水のある所にベンチに座っていた。

そしてレオはエヴァンに向かって、


「ええ~っ!!

断った!?

断った!!?

なんで…?

なんでティファー王妃の申し出を断ったのですか?

エヴァン先生!?

あんだけ顔を赤くし、悩んでいたのに、なんで?」

レオはエヴァンの意外な答えを聞いてビックリし、エヴァンに向かって叫んだ。

するとエヴァンは黙って下を向きながらレオに向かって、

「厳密に言うと少し考えさせて下さいと彼女にいいました。

すると彼女は、



『…そうですよね、いきなり急な展開で困惑しますよね、エヴァンさん、

…御免なさい、私、先走っちゃって貴方の気持ちを考えないで…

ちょっと冷静になり、落ち着かせます…



あの…今度よろしければ後日、私の国で仮装パーティーを開き躍りを披露するの…。

だからその時貴方と一緒にペアを組み、一緒にダンスを披露できたらいいなと思いまして…

御免なさい、また貴方の気持ちを考えたりしないで押し付けたりして…




でも待ってます…。

では…』




と、そう言い、彼女はそのアロハシャツのお父さんと一緒に城の中に入り、私の目の前から彼女は消え去りました」

そしてこの時エヴァンは公園のベンチで下を向き、レオに向かって、


「もっと相応しい人がいる…。

もっと心が綺麗な人がいる。

そして彼女に見合い幸せにしてくれる人が…

私では彼女を幸せに出来ない…

彼女は綺麗だし…純粋そうだし…
子供のようなあどけない潔白な心を持っていそうだし…


そしてなにより彼女はいろいろ手が汚れておらず心が綺麗だ…


…到底私では…」


それを聞いたレオは、エヴァンに向かって、

「何、悲観的で卑屈になっているんですか?先生…

俺にはどうしてそこまで先生が、Go!サインを出さないのか不思議でしょうがない…ですが、

先生はティファー王妃の事が好きなんでしょ!


王妃の事が好きで、心臓がドキドキし、顔が赤くなりどもり、目線がなかなか合わせられない中、

向こうから怪しいおっさんのパパの紹介をうけて滅茶滅茶チャンス到来じゃなかったじゃないですが!

この時何故先生がその場で答えを出さなかったのか俺にはわかりませんが、あまりにも自分の価値を下げすぎですよ、先生…」

それを聞いたエヴァンはうつむいたまま、レオに向かって話した。

そして下を向いたままでボソッとティファーに対して、

「…生まれて初めてですよ、異性を好きになり、胸がドキドキしたのが…

私はあまり異性を好きになり人を好きになった事がありません…

っというか、好きになる感情も興味がわかず恋愛って何?っと思っていました。
そして他の人間の姿を見て、恋愛にうつつを抜かしているのなら自分の腕を磨き鍛えろよとさえ思っており、

そして、…くだらない、愛がどうだこうだと言ってる者が無性に腹がたち、勝手にその者達を見下し、ひねくれた子供時代を送っていました。



…でも、彼女に会って、私は…」

エヴァンはレオの質問に対して自分の思っている事をツラツラと話し、レオに向かって話しをし出した。


どうやらエヴァンは自分から話すことは苦手だが、誰か第3者の質問形式に対して自分の思っている事を言うことは話せるようだ。

そしてエヴァンはレオに向かって、

「カルベロッカの王様をティファーに任された。

正直言って国を任されるほど、自分の力量はない…

彼女の思っている自分になれず、幸せに出来ない」


と、子供のレオに向かってエヴァンは下を向きながら話した。

そんな弱気な態度のエヴァンを見てレオは、この時すくっとベンチから立ち上がり、エヴァンに向かって、



「あぁ~っ!もう!先生!!

俺、気が短くて、先生の態度を見てイライラしている自分がいますが、先生はティファー王妃の事が大好きなんでしょ!

そして生まれて初めて人を好きになり、好きになった相手なら自分で幸せにしたいと思わないのですか?」


それを聞いたエヴァンは、レオに向かって、


「…そりゃー、彼女を幸せにしたいと思う自分がいますが、私の器量では…」


エヴァンがまたごねてレオに対して言葉をなくすと、レオはエヴァンに向かって怒り狂って、



「じゃあ!そこで何もウジウジ動かず何もしないなら、いっそ早く断って諦めたらどうですか!

さっきから、力量や器量がどうとか言ってますが、そんな物俺にとってはどうでもいい事です!




幸せにしたいんでしょ!

彼女を!

自分が幸せにし、彼女が本当に好きなら、それに向かって何も悩まず、ガンガン進んでいったらいいじゃないですか!!」

レオはエヴァンの顔を見て真剣な熱い目をすると、

「迷わず好きなら、進め!!」

と、エヴァンに対し、熱血教師みたいな展開になっていた。

そしてそんな中、レオはエヴァンの迷っている態度に対してレオは心の中で、

(チェっ!俺、何、エヴァンに対して熱く語ってるんだろ。



最初は王妃に振られてたと思って、エヴァンが落ち込み、悲しんだ姿を見て、

ざま~みろ、エヴァン!

俺様の体を鎖につなぎ拘束しやがって!

レオ様にこのような仕打ちをするからこうなるんだよ!

このっ!メガネ!

と、思っていたが、



いつの間にか、俺…、



エヴァンに向かって、ヒートアップして熱く語っている自分がいる…





…こんなはずじゃなかったのに…

こんな展開を望んでいた自分じゃなかったのに…

いつの間にか、俺…

二人の事を祝福し、上手くいきやがれ!このやろう!!

と、応援し、

なんなら俺が全力でカバーし、イチャイチャ展開にさせてやる!!


そして俺に、全力で体を委ねろ!

エヴァン!!



そして、成功し、達成した暁には、ラブ○の○○地区のやんやん劇場というホテルで、朝まで激しく付き合ってやる!!)

と、何やらレオの中で勝手に妄想が始まり、暴走しているレオがいるが、エヴァンはこの時、レオの言葉を聞いて、

「よし!ティファー王妃が主催する、仮装パーティーに出席しよう!

そしてダンスを披露し、その時に王妃に返事を返し、告白するぞ!!」

と、決意し、

早速彼は、ダンスを踊った経験がないので、情報を取り寄せる為、

その関係の本を大量に仕入れ知識を取り入れ、自分の世界に入り、

何度もイメージトレーニングしながら、ダンスの練習に一人で励み、研究し出した。


そしてこの時エヴァンはレオ向かって、

「仮装パーティーなので衣装を買ってきて下さい、レオ…

なるべくかっこよく、私に似合う服装で…


くれぐれも、猫ババしてはいけませんよ、レオ…」

と、エヴァンはレオに向かって、街中で、

「衣装を買ってこい」

と、注文をつけ、レオはそのお金をもらって、衣装を買いにエヴァンの為に行った。

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