第12話 『LGBTの語られざるリアル』

文字数 1,229文字

ジェイソン・モーガン
我那覇真子(がなは まさこ)
ビジネス社
2023年12月1日 第1版発行

2023年(令和5年)6月23日、所謂LGBT理解増進法が成立した。
動画サイトなどを見ると、まず当事者のレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの人たちが、この法案を全く喜んでいない。

同性的なものには昔から惹かれるところがあったが、いまこの法律を作る理由が私にはまったく分からない。以下、モーガンさんと我那覇さんの対談の主張を紹介する。

LGBTはグローバリスト(例えばワクチン接種などでWHOなどの国際機関で各国政府の主権を飛び越えて各国の国民に行動を命じたり、制限をかけたりする人たち)が既存の家族の価値観を破壊するための作戦である。アメリカ合衆国、特にカリフォルニアなどでは、心に悩みを持つ青少年がLGBTの推進者にそそのかされ、両親の手から切り離されて、トランスジェンダーになるためにペニスや乳房を切除されている。また、このような「医療行為」や「教育活動」は常にビジネスであり、LGBTは金儲けの手段でもある。

日本でも埼玉県でLGBT関連の教育が始まっており、日本では参政党だけが反対している。日本のエリートと呼ばれる人々は、滞在費すべてをまかなうクレジットカードを渡されアメリカに招待され、LGBTやグローバリストの思想を教育される。そのような人たちが日本に帰ってこれらの思想を喧伝している。

日本は古くからの日本の家族の価値観を守るべきだ。アメリカではLGBTのような思想により、古き良きアメリカの価値観が破壊されている。子供が心に悩みをかかえ、LGBT推進者に諭されて両親に「実は僕は女の子なんだ」と言い、推進者たちは「死んだ息子と生きた娘のどちらがいいですか?」と脅迫する。性転換手術(実際に性別が変わるわけではない)をした人が、後悔して元の性に戻る(性転換を元に戻す手術をする)ことも少なくない。

レイプされたり、やむを得ないその他の理由で望まない子を身ごもった女性が避妊手術をするのは女性の権利だと思うので、モーガンさんやドナルド・トランプ氏とはそこは意見は違うが、その他のはおおむねこの二人の対談の意見に賛成する。

モーガンさんが紹介していた『エコノミック・ヒットマン』は私も読んで衝撃を受けた。途上国に返済不可能な支援をして、自分たちの思うままにするこの方法は、最近では中国が手広くやっている。その調子で、日本や世界の在留アメリカ大使がLGBTを現地の国で推進しているのは、同じ植民地主義だ。日本のエリートと呼ばれる人たちは、アメリカのグローバリストに彼らの考えを吹き込まれ、(グレタ・トゥーンベリのように)カッコイイことと固く信じて日本に広めている。

LGBTのみならず、SGDsも「フェイク道徳」とこの本は潔く断罪する。CO2排出量の問題にしても、LGBTの問題にしても、すべて後ろに大金が動いている。こんなものがまともであるはずはない。




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