第21話

文字数 805文字

NHKの日曜9時から「日曜美術館」を見ていると、漆芸作家さんから、
「螺鈿(らでん)は構造色なので・・・」という言葉がでました。

構造色って・・なんだ?
ネットで調べてみると、自然界に多く存在します。
クジャク・タマムシ、モルフォ蝶、たこ・いか・あわび・・
つまり、七色に光るタイプですね。

原理は色素の吸収ではなく、光の干渉や拡散によって発色する仕組みです。
水たまりにできた油の油膜、シャボン玉も光によって色がたくさん見えるのもそうです。
宝石でいえば、オパール(遊色効果)も該当します。

特徴として
・それ自体色をもたない(無色・透明)
・光の屈折、反射によって発色する現象
・工業分野で研究されている(塗料・繊維・金属)
・多膜総によって金属的な光沢感が生じる

ネットでいろいろ調べると、今後に期待される分野のようです。

私のアンテナに引っ掛かったのは、ファンタジーで使えるネタではないか
ということ。
それ自体は色を持たないのに、光によって色を自由に作り出す。

例えば、キャラの髪色とか、武器でもいいですね。
武器なら透明で乱反射による攻撃ができる。
しかし欠点として、光がないと使えないとか。

ヒロインキャラの武器にいかがでしょうか?
美しい武器ですよね。
オパールの指輪から、繰り出される光線攻撃・・なんちゃって。
でも、太陽が出ていないと、使えない。

はい、最近、アニメと漫画にどっぷりつかっている日々を送っています。
発想がそっちに飛んでしまいました。

ちなみにオパールは硬度が低いので、割れやすいのです。
ぶつける行為は危険です。
ブラックオパールはオーストラリアで採掘されます。
希少性の高い「赤色」が入っているほうがお値段が高い。
その他、ファイアーオパール、ウォーターオパールなど種類があります。
10月の誕生石です。

構造色から、オパールに飛んでしまいましたね。
宝石、光物好きなんで・・・・つい・・書いちゃいました。
宝石でキャラつくるのもいいなぁ。
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