（西松清一郎　様）

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◆西松清一郎 様,
◇７本の香水
○ミステリー,
○エブリスタ,
○２次創作,
{◎本編にはないので空想です。以下は解決編を読む前に書いた個人的な予想でした…が、全然違ってました！今回も「暗号が」どんでん返ししてます。しかも子供らしい愛らしくステキなエピローグです。必見☆}


◆予想-01【犯人はシンプルに神社の隣家。平太が床下にいるのを見かけて、またイタズラをしてると思い込み、プレゼントを没収してしまった…とか(ひどいわ！)】


◆予想-02
【犯人はキクチさん。最初…2学期の始まりに暗号メモの件をとがめようとしたものの、友美に煙に巻かれてしまう彼女。そこで一度は引き下がりますが、クラス内で時々５人がメモのような物を回しているのを見て(そのメモでクスクスと笑っているのを見て)あまり良い事ではないと察したのでしょう。証拠を掴むまでしばらく様子を見る事に。その後、５人の中で行われたお互いの私物隠しのイタズラで、先生のポスト、神社の隣家、花壇の荒らし、いずれも５人の暗号メモが原因らしい事を察します。ある日、掃除当番を終えて自宅までのいつもと違う近道で一足早く帰宅した彼女は、後ろからカケルと雄二がやって来るのに気づき、後をつけらてるのではと疑う。彼女は裏口から自宅に入り、そっと外を伺うと自宅前で２人がうろついてるのを見かける。しかしやって来た結菜に話かけられ去って行った。自分の知らないところでイタズラを仕掛けようとした彼らに怒りを感じる…キクチさんはその生真面目な性格から先生からの信頼も、他の生徒よりはあったのではないかと思われます。先生とよく話をするならば、先生の自宅前で雄二がうろついてた事、神社の隣家の苦情の電話、花壇が荒らされてる事などを、他の生徒よりは詳しく知る事ができたと思われます。キクチさんは先生に相談する振りをして、自分の自宅前でカケルと雄二が何かイタズラしようとしていた事、その根源が５人の持ってるメモが発端らしい事を告げ先生に追求して欲しいとお願いします。キクチさんはおそらく先生が取り上げた暗号メモを目にして(先生と親しかったらしい事から職員室か、あるいは先生の机の上で)そこで５人が交わしていた暗号内容を知った。その中に平太が神社の床下に何かを隠したらしい事を知った彼女は、５人が謝罪へ行ってる間にこっそり確かめに行きます。最初は、友達へのプレゼントだと気づき彼女は元に戻そうとしますが、その中にどうしても欲しくなってしまうものを見つけてしまいます。それは、ミスチルのデモテープ…カケルとユキオのリクエスト曲のアンケート調査際、女子のリクエストにサザンの他にミスチルの曲も含まれてました。定かではありませんが、クラス内にミスチルが好きな女子がいたのは確かです。ちょっと借りるつもりで持ち出したのでしょうがカケルの分だけ持ち去っては、リクエスト係だった彼にバレてしまうかもしれない…それで全て持ち去って後で返すつもりだったのでしょう。しかし５人は、一度神社の床下にプレゼントがないと知ると、二度とそこへ来ませんでした。そうしてる内に平太は転校。あの５人の暗号遊びも消滅…持ち去った事を言い出せず、渡されるはずだったプレゼントだけが手元に残ってしまいます。……さて、15年後。その暗号メモをニイヤ先生から渡された雄二。彼は小学校の教師ですが、かつての恩師が暗号メモを大切に保管してた事にとても驚きます。ニイヤ先生は物持ちの良い先生だったのでしょうか？それもあると思いますが、他にも何年もの間キレイに保管できる場所があるのではないでしょうか。ところで現在の学校校舎は耐震、寿命を伸ばすために改修工事が頻繁に行われるそうです。その際、かつての教師、卒業生にタイムカプセルの有無を確認するそうです。主人公たちが卒業したのは15年前…プレゼントが盗まれたのは小学校卒業間近の時。暗号メモはタイムカプセルに保管されてたのではないかと思われます。そしてキクチさんが持ち去ったプレゼントもおそらく一緒に埋めたのではないでしょうか。持ち去ったプレゼントが学校の敷地内にある可能性は高いと思います。人一倍、生真面目な彼女が自宅に盗品を持ち帰るのは彼女のプライドが赦さないでしょうし、学校のどこかにあれば「盗んだのではなく預かっただけ」と自分に言い聞かせる事が出来るからです。……後日談でタイムカプセルを開くために集まる同窓会を予定していて、その幹事は雄二だった。あの５人が久しぶりに再会する日は案外近いかもしれません。】

＊＊＊※ギャレリア再掲,[2023年]