( 真理子~MINE~ ),

文字数 4,180文字

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★『真理子~MINE~』著作権は「加納四美子_冬菊日佳子」様です。小説、マンガ、映像、脚本類の使用する場合は著作者の使用承諾を得てください。※非公開です,



[240117]{◎マンガの感想に“キャラがヒドイ”と書きましたがキャラを際立たせるのがうまいと言う意味です。読んで直感した気持ちで決して作品中傷ではありません。(ビオーは真理子を平気な顔して傷つける本当、ヒドイヤツですよね!)マンガは主人公を引き立てる話にすることが目標なので、イラストと違いキャラの“イヤな部分”も描くことも求められます…相手の性格が悪いほど、なおさら真理子の「精神的強さ」が引き立ちます。「やり過ぎかな…」と考えなくていいです。アメブロもまた覗きます}

▲R-18……この文章内は「大人向け」表現あります。
18さい いかの ひとは よまないで くださいね。
※『真理子~MINE~』の作品は、全年齢です。




















◇[最終追記240107]


※最終話後に…追加されたブログのみ公開の追記ページ「悪魔は敬虔な者ほど、つまづかせたいと思ってる…」の言葉が、この後の展開の真理子の“強く輝く魂”を示唆していてカッコイイです…☆


◆最終話…ルビーにビオーを返すと誓いをたてた真理子はそれ以来、彼とは会っていない…しかし歌手として更に輝き続ける「…あの人は今も孤独でかわいそう…」と真理子は思いを馳せる。(だから真理子に乗り換えておけばよかったんだよ。でも真理子を捨てたんだから自業自得ですよね!真理子は本当に優しくいい子だなぁー)会場のどこかに来ているであろう、彼をなぐさめる歌を作るのだった。

よくカトリックで貞操を保てという言葉を聞くけど、あれは男性にこそ向られてる言葉だと思う。ビオーは自分の弱さゆえに真理子に寄りかかって、自分の弱点をさらしそうになった途端、都合良く捨てて…。彼自身が強くなろうとしない限り「孤独ループ」からは抜け出せないと思う。結局、彼は真理子を捨てたことで、みすみすそのチャンスを逃してしまいました。また別の女の子を探すのかな…?いつか彼が、これが同じことの繰り返しだと、気づける日が来ると良いですね。


◆19話〜20話…ルビーとビオー2人の複雑な愛を見せつけられ傷心の真理子。再び悪魔が誘惑をちらつかせ…(この“悪魔に魂を渡せば願いを叶えてやる”部分はゲーテの『ファウスト』と重なる…最後に彼の魂は悪魔の餌食(えじき)になりそうになるけど、若くして亡くなった初婚の女性の真の愛によって救われることになる)しかし真理子は彼女自身の答えを見い出すところがスゴイです…!あんなに自分を傷つけ貶(おとし)めたルビーに仕返しする真似はせず、ビオーを返すと神様に誓いをたてることで見事に悪魔の誘惑を跳ね除けます。もちろん真理子は彼から身を引くことに未練がないわけではなく、かなり迷い悩んで泣いてます……でも悪魔の誘惑を断ち切ることができたのは、真理子自身の孤独を昇華させた、輝く魂によるものだった。。。


◆18話…いよいよ真理子は本音をぶつけ、ビオーの真意を問い詰めるが…そこへ、ルビーがまるでずっとビオーの味方であるかのように彼に寄り添い真理子に対し意地悪く「自分たちは夫婦である」と衝撃の真実を明かす(分かっていたけど…本当に残酷な女の子だな…ルビーって。…というかビオーは既婚者だったの?!本当最低な男ですね。そんなだから妻に軽く見られちゃうんだよ。プライドはないのかー!?)

ビオーとルビーは夫婦そろって1人の少女の恋心を踏みにじってしまいました…善い行いなら彼らは、そろってしあわせに成れるでしょう。しかし夫婦でグルになり、悪意を持って人を貶(おとし)めたなら、しあわせに向かうとは思えません。なぜなら、将来何か2人にとって困難が訪れた時、今度はその矛先をお互いに向けあい、相方を傷つけ犠牲にして乗り切ろうとするからです。ビオーは一時の辛苦に耐えてここで真理子に乗り換えるか、あるいはルビーが人間には「心」があると気づき改心できれば、例え真理子は失恋に終わったとしてもビオーの幸せ、平穏は守ることができて「真理子の愛」が勝つ事になりますが…果たして……!?


◆17話…うわぁ~…悪魔が2人に増えたよー…


◆14話〜16話…死に対し勇敢に立ち向かう真理子に、幻覚の男はいよいよ黒い翼を見せつけ悪魔の本性を表す。動じない真理子に今度はビオーの命を狙うといって脅す。彼を守るため河岸を歩いていた真理子は川に飛び込んでしまう(あんな男のために!どこまで良い子なんだ…ビオーも悪魔の存在が見えればいいのに。そうすればこの世に少なくとも善であれ悪であれ「魂」が存在すると分かるでしょうに…「ルビーは心がない」と言うけど、彼だって真理子に心がないものと思ってるじゃないか。だから平気で人の恋心を踏みにじれるんだ)…しかし運が強いか、神のご加護か、一命を取り留める。結局彼女は自由を失い病棟に閉じ込められてしまう。周りの誰も信じられずビオーのことも分からなくなり孤独の闇を彷徨うが、程なく彼女に合う新薬が届くことになる(やはり不断の祈りの効力だな…神に愛されてる真理子だった…)


◆13話…この幻覚の男だけが、真理子に真実を伝えてるし、誠実だと思う。繰り返し彼女に「死」に誘おうとしてるのは、彼女自身の失敗がそうさせる(婚前交渉をしたことか…でも相手はカトリックでもなければ、結婚してないのだから無視していいと思うが…。真理子は生真面目な子だな)自分の失敗が赦せない心の現れだと思う。


◆10話〜12話…ビオーさんはある時、恋人ルビーと共に真理子のライブへやって来る。外見では平然を装う彼はいかにもルビーと仲むつまじく振る舞う。やはり遊びだったと、そんな2人を見せつけられる真理子…彼に執着する真理子に追い打ちをかけるように幻覚の男が死に誘う…なんだかミュージカル『皇妃エリーザベト』に出て来る「美しい青年の死神」みたいだ…。


◆8話〜9話…37ページの“貴婦人の絵”がキレー。
…真理子を思い通りにするために甘いささやきで言葉巧みに彼女を誘うビオーさん、嘘つき男です…。ルビーとは別れるなんて…口では簡単に言える。真理子は彼の“本気”をきちんと確かめるまで身体を絶対赦しちゃダメだったのよ…。
それにしても、ビオーは真理子が精神的に他の子より脆(もろ)い女の子だってことを知っていて漬け込んでくる、本当にヒドイ男だと思いました。この場面は、歌は上手だけど他人とのコミュがあまり上手くない彼女(いわゆる社会的弱者、障害者)が言葉巧みにだまされ、暴力にさらされていく瞬間を的確にとらえて描いてると思います。それと彼女がカトリックであることを無視していて、思想さえも踏みにじってる…(彼はカトリックがどういう宗教なのか分かっているのだろうか…?貞操にメチャクチャキビしいのに。普通、真剣に真理子のことを想ってるならば絶対無理強いさせないのに。彼はもっとお勉強して出直すべきです!)
次のページ以降…真理子が自分自身を責めてしまい、それが幻覚の形となって見えてしまいます(本当は相手の男性の汚点なのに、自分に隙があったのでは…と、自身を責めてしまう点は、清い魂ゆえに「相手を赦す」というカトリックの信条と、乱暴された女性が孤独ゆえにはまってしまう心理状態です…)


◆6話〜7話…ビオーさんが、もうっ清々しいくらい“イヤなやつ”です!!(すみません…加納さま。読み手の感情を突き動かす作品が書ける加納さまのことは尊敬してます…!)さっき“自分が愛してるのはルビーだ”っとか言ったくせに、舌の根も乾かない内に“君だけを愛してる。俺と付き合って。歌ってる時は俺の事以外考えないで”って、勝手すぎるだろwww…真理子の“孤独の心の穴”は、彼女が考えてるよりも大きかったようです。(“穴は穴でも自分より大き過ぎてクレーターぐらいあると、それを穴だと思わない…”って言葉を聞いたことがある…)彼女はそれでも彼に魅力を感じていて、歌を作る約束までしてしまいます。彼が寂しがるのは、真理子を振り向かせようとするための戦略なのに。罠にはめられてる。まさに…
♪男の人は女を踏みつけるために靴を履きたがる〜…ですね
(『恋愛』第1話14ページより)


◆4話〜5話…彼はすっかり真理子を気に入り食事に誘う。…しかし…“俺は君の歌を褒めたのだから、恋人の愚痴を聞いて欲しい”のだろうか…普通の女の子なら「何だかんだ言って結局、貴方はルビーに心を囚われるじゃない!
ヽ(`Д´)ノプンプン…」って怒り出しそうだな。それでも、じっくり彼の話を聞いてあげるのが真理子のスゴイところです。もしかして、彼は女優のルビーにヤキモチを焼かせようとしてるのかも…と思いました。そのために真理子を利用しようとしてる気がする…。
(゚A゚;)ゴクリ

◆2話〜3話…満員御礼のライブで感極まって泣きながら歌う真理子…でも売れっ子歌手が引退前の最後のライブみたいに見えちゃうので…どうか笑っててください〜。それにしてもビオウさん…“推しの歌手”に対して初対面で自分の恋人(しかも女性…)の話を持ち出すところが…
(ー_ー;)ちょっと失礼な人だなぁ…しかし、真理子は良くできたいい子です。そんな嫌味っぽい彼の話を親身に聞いてあげます。純真で疑いを知らないキレイな子…だから、そこにつけ込む悪い男が言い寄って来るんだな…
真理子よ、だまされないでぇ〜!

◆1話…交際していた男性から別れを告げられるショックな場面から始まる話。ファンタジー要素もあり「幻覚の精霊」の男性キャラも魅惑的でカッコイイです☆ “あなたに惑わされないわ…!”と強気の真理子も凛々(りり)しい…ところでタイトルもフランス語でも良いかと思います…欧州の言葉って、男性名詞や女性名詞があって短文でも作るのムズカシイですよね。フランス語だと「Le mien」になるようで…。

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