最高密度の勇気

文字数 318文字

にゃーん!にゃん
にゃーんにゃんにゃん!
にゃーん!
この光景を見て分かる通り、僕がこの店のブリーダーに怒られる覚悟で出したのは、猫じゃらし。
想像もしえなかった光景が目の前に。

猫じゃらしに反応して仔猫達が鳴いている。

なんと!なんと!サービス精神溢れる仔猫達だろうか!

三ツ星!!
僕は思わずそう叫んだ。


僕のその叫びに一瞬驚いた3匹の仔猫は僕をポカーンとした目で見つめた。

僕は余りにもの恥ずかしさで、逃げるようにして店のドアを開けて外に出た。

また来てにゃーん!蔵男様!
はっ!

無論、それ以降「アキバ絶対領域」の常連になったことは言うまでもない。

そしてこの聖域「アキバ絶対領域」は、僕のミシュランメイド喫茶で初めて三ツ星をつけさせたメイド喫茶になった。

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