第4話

文字数 523文字

「せんせっ!一緒にラ・パンフレのバケット食べよっ!あら?ボケーッとして、どしたの?」

ボケーッ

(ははーん、これは恋煩いだわ。先生いつもボケーッとして、いわゆるボケーッとモンスターなんだけど、最終シンカしちゃった感じね。ん?もしかしてわたしにかな?きゃあ、どーしようどーしようどーしよう!)

「ん?あー君か。まあ、座り給え。うまそうなパンだね。ひとつくれないか?」

(あれえ?いつもなら「僕はパンは嫌いなんだ!米食え米!焼き飯バーニン!米を焼け!」の筈だわ。やっぱりなんかおかしい)

「お、美味いね。君、もしかして、僕がハードなパンは大好きな事知ってたのかい?ありがとう。」

(!!!!!!!!!!!!!!!!?)

「じゃあ、僕はもう診察無いから少し休むよ、はあ」

(ため息!?ホントにどうしちゃったのお?)

パタン。
閉まる扉。

(ああこれはこないだ買ったセクシーランジェリーの出番だわああこれはこないだ買ったセクシーランジェリーの出番だわああこれはこないだ買ったセクシーランジェリーの出番だわどーしよどーしよどーしよー!ブクブクブク)

ガチャ
「アッ!君大丈夫?こんなに泡吹いて!ムッ、股間部中心の火照り、恋煩い。残念ながら、薬も治療法もない最大の難病だ。お大事に。」
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