【お題*】曇天

文字数 123文字



 曇天の向こうに、見た事もない美しい光が踊った。それは一瞬で消えて、当時はそれが何だったのか、知る術もなかった。

 しかし、東京の空で狂い舞うオーロラを見上げながら、幼い頃の記憶を今、思い出した。
 破滅の予兆は、30年前には既に、始まっていたのだ。
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ココニ……イルヨ……

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