第4話 磯野さんち、まっちゃまに越してこられない?(前編)

文字数 440文字

だいぶん間が空きました。病んでたというか、傷んでました。前にご報告した、コケた傷が予想以上にひどく、薬塗らない・飯食わないのおいらは、やっと足を引きずらないまでになりました。もう若くない…。

おいらニャー(娘)を一匹飼っておりまして、これがお転婆で外に出たがる。最初はナメてて、網戸があるからと外出中は窓を開けていたんですが、突破されました。そんで帰宅後探し回って、優雅に遊んでる娘を30分程追っかけまわし、保護しました。かわいそうだからと、部屋の中放し飼いにしてたのが裏目に出て、以後玄関を開けると、高速ダッシュで外に出る・必死になって追いかけるも、スピードで全然かなわない。当初は捕まえるまで追っかけまわしましたが、これが1時間では済みません。そのうち自分で窓を開けるようになり、逃亡対策にワイヤーメッシュで拵えた防御柵も突破…。夏などは戸を閉めて出かけるわけにもいかず、娘は近所の路地や庭の地理を把握するようになり、我が物顔で闊歩してプチ世紀末の無法状態でした。(後編に続く)
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