人生はやり直せない?
文字数 2,447文字
俺は瀬田幸太郎(30)普通の会社員をしていた。
だが今日で何もかも全部終わった。
そう、社長の言う通りなんだ。
俺は人とコミュニケーションをとるのが苦手なんだ、だけど俺は悪くなんかない。
俺を採用した、こいつらが悪いんだ!
学歴もあんまり良くない俺だけど頑張ってやっと入れた会社なのに、こんなの無責任だ!このクソジジイ!
こんなの言葉もでないよ、、このクソジジイ俺をどんだけコケにするんだ、、
このブラック企業が!ぶっ潰してやりたい、、
というか、もう死にたい、、、
おいテメェ!!ふざけんな!とは言えなかった、もう俺にはそんなことも言える力も勇気もなかった、
会社を出た俺はなんとなく道を歩いていた
もうこんな人生どうでもいい、死んでしまいたい、できるならもっと夢とか目標を持っていたかった、何にも考えずにとりあえず生きてきた自分に後悔していた、そしてできるならやり直したいと思った。
すると目の前が急に光で包みこまれた、そして台風レベルの風が吹き出し俺を押し倒そうとした。
風が強すぎてずっと閉じていた目を開くとそこには羽の生えた女子高生が立っていた
驚いている俺を彼女はスルーして話し始めた
すると女子高生は足を思いっきり上に突き出し、そのまま俺の股間にダイレクトアタックしてきた。
(でもちょっと待て俺!!本当に彼女の言う通りだ、高校だって大学だって勉強する時間はあれほどあったのに何もしてこなかった自分が悪い、いくらだって挽回するチャンスはあったはずなのに全部捨てていった結果がこれだ!だからあんな会社に入る羽目になったんだ!今度こそチャンス捨てるようなまねはしちゃダメだ!)
彼女は小さいスマートフォンのようなものを渡してきた
はじまった、俺の人生をやり直していく日常が