メール紹介

文字数 2,620文字

さて、ここからは番組に届いたメッセージを読んでいきます。
はい。
で、今回はこんなようなメールが山のように来ています。

R.N.シェアリング奉行さんから。



領主と召使いの皆さん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
さて、第3回の放送を聞きました。

グロサリさんがゲストで来ると聞いて、何か料理が出てくると思っていたら、まさかの冷製パスタを本番中に作る企画だったので驚きました。


が、普段のアリスさんの素行を考えれば、生でクッキングをしてはいけなかったのではないでしょうか。

実際、アリスさんが食レポをしているときに、他の人のぶんを作っているキッチンに入っていきましたし。

面白かったとは言え、一歩間違えれば全部アリスさんに持って行かれそうだったので、考えた方がいいかも知れません。

何とか、僕たちの冷製パスタは守ったけどね。

グロサリさんが材料を分けて持ってきたことは、僕も正解だと思ってるし。


もしなんだったら、始まる前にアリス以外の分を作った方がよかったかも知れないかな。

私、そこまで食べ物に関してはダメ人間ですか?

食べちゃダメって言われたら、ちゃんと食べませんよ。

それが普通の大人なんだよ。


ただ、今のセリフ、食べ物を前にして言えないような気がするんだけど……。

やってみます?

私が、食べ物を前にして「食べません」と言えるかどうかを。

あはははは、それいいかも知れない。

とりあえず、スタッフさんのテーブルにあるマカロンを、アリスのマイクの前に置いて下さーい。

マカロンがアリスの前に置かれる。
いっただっきまーす!
はい、食った~!


アリスさ、食べ物を前にすると性格変わるの何とかした方がいいよ。

あー、そうですね。


たぶん、1分ぐらい前に言ったことまで忘れてますね。

完璧に忘れてるね。

たしか、こう言ってたような気がする。


私、そこまで食べ物に関してはダメ人間ですか?

食べちゃダメって言われたら、ちゃんと食べませんよ。


はい、リピート・アフター・ミー。

私、食べ物に関してはダメ人間です。

食べちゃダメって言われても、ちゃんと食べますよ。

ダメ人間になっちゃってる――っ!


じゃあ、茶番は置いといて、次のメッセージに行きます。

R.N.火花大会さんから。



領主と召使いの皆さん、りょーしゅっしゅー!

りょーしゅっしゅー!
26話で、領主がモグラ叩きに熱中していましたが、皆さんはこの世界にくる前に、実際にモグラ叩きってやったことありますか?

もしやっていたら、モグラ叩きがものすごく苦手な僕に、コツを教えて下さい。

私、やったことあります。


……と言いたいところなんですけど。

えっ、アリスやったことないとか……?

あれが初めてとかじゃないよね?

私、26話で「やった」なんて一言も言ってないですよ。


スタッフさん、タブレット持ってきて下さい。

「追放領主」の本編を見てみます。

「追放領主」26話③より


「えーっ! モグラ叩きと言えば、おもちゃのハンマーですよ。

 これでモグラの頭を叩くと、少なくともゲームセンターでは『いでっ!』とか言って引っ込みます」

あー、これ完全にゲームセンター意識してるね。
そうです。


昔、「ワ二ワ二パ二ック」とかあったの見たことないですか?

ゲーセンに。

また「ニ」を「二」で代用するという、ラジオでは完全にバレるネタを入れてるし。


というか、そもそもアリスは年齢的にワ○ワ○パニックを知っているとおかしい気が……。

また「ニ」を「二」で代用するという、ラジオでは完全にバレるネタを入れてるし。


というか、そもそもアリスは年齢的にワ○ワ○パニックを知っているとおかしい気が……。

ちょうどタブレットで、そのゲームも調べてるんだけどね……。


これ、前から出てくるワニを叩くゲームじゃん。

モグラじゃないよ。

ワニもモグラも一緒ですよ。

出てきたものをハンマーで叩いて「いでっ」と言わせるの。


だから、私のモグラ叩きのイメージは最初からそれです。

じゃあ、アリスがやってたのは普通のモグラ叩きじゃないと。


ちなみに、僕はモグラ叩きやったことがあるよ。

全然叩けなくてやめたけど。

ビリーの性格的に、そんな気がした。
え、え、え?

性格的に僕が苦手だって分かるんだ……。

ビリーはノリツッコミが激しいですよね。

だから、目の前のモグラしかみてなくて、次のモグラがどこから出てくるか全く予想できない。

あー、たしかに……。

僕は出てきたらすぐ動くんだけど、何となく予想して低いところでハンマーを動かせば、まだ命中率が上がるわけか……。


というか、ゲーセンのモグラ叩きだと、ある程度の法則性があるんじゃない?

あるかも知れないですね。


でも、今はゲーセンの機械も賢くなっているので、法則性がなくなっているのは間違いないです。

だからこそ、例えば、モグラが出たら次は両隣じゃないところに狙いを定めるとか、そういうことをやったほうがいいかも知れませんね。

アリス、なんかゲーセンのことについても詳しいね。


というか、「オメガピース」にいたのに、兵士以外のことを結構極めてない?

極められないですよー。


ゲーセンに関しては、アッシュ・ライフルマスターという最強ゲーマーがいますから。

ちなみに、私の恋人です。

なんか、「オメガピース」がeスポーツ集団に変わっていきそう……。


一応この世界はテレビやゲームがないという設定なので、本編でeスポーツをやることはないけど、なんかこの先不安だな。

少なくとも、ゲーム不器用な僕がeスポーツ対戦に出ることになったら、恥をかくだけだし。

ビリーも、私がさっき言ったように、自分なりに勝ち方を見つけた方がいいと思います。


それに、本編でeスポーツが出てこなくても、このスタジオにはいろいろなものがありますから、eスポーツ実況のラジオ回だって生まれるかも知れませんよ。

え――っ……。


まぁ、これもラジオだけどさ。

本当に実現したときのために、僕も暇を見つけてeスポーツの練習をした方がいいかな。

もしかしたら、ビリーはeスポーツで大化けするかも知れませんね。


ちょっと話が長くなっちゃったんで、このパートはここまでにします。

皆さん、メールありがとうございます。

というわけで、番組では引き続き「追放領主」の感想や、僕たちへの質問・相談、何でも受け付けております。

お便りは、「NOVEL DAYS」のファンレターか、セフィさんのtwitterからお願いします。

以上、ふつおたのコーナーでした。

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登場人物紹介

アリス・ガーデンス


「追放兵士、領主になる」の主人公で、食べることしか能がないおバカ領主。

今回、作品を紹介するラジオのパーソナリティになるが、果たしてどこまでバカになってしまうのでしょうか。


※相方のビリーは、公式イラストがないので省略します。

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