( 贋作とフルート_contents )

文字数 1,528文字

◇所要時間…50min
◇ジャンル…恋愛▲R18

◇昔々、ある町に画家の青年とフルートが得意なお嬢さんが仲良く暮らしてました。しかしある出来事がきっかけで2人はケンカをしてしまい…そんな時、画家の青年が住むアパートに昔の彼を知っている美しい貴婦人が訪ねてきて…!『月夜とダイヤモンド』続編。※関連はありますが前作を知らなくても読めます※pixiv再掲,

◇怪盗◇お嬢さん◇お月様◇宝石◇禁忌色◇結婚指輪◇夫婦げんか◇盗品返却◇浮気◇不貞◇平手打ち◇元妻◇シスター◇時計塔◇ハンドサイン◇ペストマスク◇復縁

***
“元に戻って欲しいのです、壊れた二人の間柄”
あるいは…
もしかしたら、起きなかったかもしれない
“悪い未来”からの脱出…
***

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~登場人物~

・画家の青年(=元怪盗)…猫の様な身軽さと優れた視力を持つ。絵を描くのが得意で駆け出しの画家。昔、遠く離れた町で富裕層から金品宝石を盗み貧しい人々にばら撒く盗賊をしていた。自分が最後に盗んだのは「お嬢さんの人生」と決めて一度は泥棒稼業から身を引いたが…。

・お嬢さん…富裕層の娘で画家の青年が盗賊をしていた時に出会う。望まぬ結婚を防ぎ切れなかった為、怪盗自身が盗みから足を洗う事を引き換えに町の有力者である子息から彼女を奪い去って逃亡し現在に至る。画家の青年には危険と隣り合わせの怪盗には2度とならないと約束させて彼と結婚したが…。

・貴婦人…画商。町のギャラリーに展示されてる作品の所有者。青年が絵を見せてくれた際、その昔彼女のお屋敷に出入りしていた贋作画家が彼だと気付く。彼を気に入り、青年から借りた絵画『微睡む裸婦』の複製を描かせようと近づいて…。

・子息…ギャラリーのオーナー。貴婦人の元恋人。怪盗に婚約者だったお嬢さんを奪われた事を根に持つ。『微睡む裸婦』を搬入した時、そのモデルが昔の婚約者とそっくりで画家の青年と対面した際、怪盗の素顔を知ってる彼は青年の正体に気付き、お嬢さんを奪い返そうと彼と対峙する…。

・先生…お嬢さんが身を寄せてる集会所の館主。その館には町で一番高い塔があり、その塔に隠された秘密を知る。青年の昔の正体をお嬢さんの“告解”によって知っているが青年は既に泥棒稼業から身を引いており、その点は赦している。青年とお嬢さんの仲直りを取り持とうとする…。


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第1章~Die Seite der Mondsichel~
[プロローグ]
[01…シスターは元妻]
[02…君に結婚指輪を…]
[03…“私と宝石、どちらが大切?”]
[04…怪盗、ハートを盗まれる???]
[05…もしかして浮気!?]
[06…平手打ち!]
[07…すれ違い]
[08…禁忌色]
[09…贋作依頼]
[10…盗まれた2人の将来]
[11…小さな額の絵の中で]
[12…贋作展示会]
[13…復縁の絵画]

第2章~Die Seite der Diamond Lady~
[14…画家は元怪盗]
[15…あなたに平穏を…]
[16…“何も知らなくていい…”]
[17…お嬢さん、囲われる!!!]
[18…ひょっとして心変わり!?]
[19…騙し討ち!]
[20…お門違い]
[21…不協和音]
[22…演奏依頼]
[23…知らされた塔の秘密]
[24…大きな塔の屋根の上で]
[25…結婚演奏会]
[26,…赦しの音色]
[エピローグ]

※話中の記号について…pixiv投稿の単語変換機能の“なごり”です。脳内変換してください。
23.△△△△△△→好きな曲名。クラシックのイメージ。
26.○○○○○○→お嬢さんの名前です。画家の青年がお嬢さんの事を初めて親しい名前で呼びかける。

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