第13話 やり手

文字数 528文字

家族と会った帰り道、田舎の土産物屋みたいな店。 
その脇道の坂を上がり左折。
しかしその先は階段で行き止まり。
近くに居た人に聞くと、やはりあの土産物屋の面した通りしか抜けられない。
坂を下り、土産物屋に立ち寄る。
先程まで車だったのに、何故か原付きスクーターになっていた。
ハゲの社長らしき人物。
ハゲで良い男、隙間なく喋る。
アクが強く、印象は良くない。
ペテン師みたいだ。
彼に話しかけられ、半ば自慢話な彼の事業概要を聞く。
それから、女性の店員に「水しか買わないで困る」と、本当に迷惑そうに追い払われそうになり、何か買うものはと物色、また水を自販機で買う。
ロックっぽいズラを被った社長が奥へ誘う。
この酒はなんたらかんたらで、と説明。
原チャリの運転があるし、前日からの強行軍を説明し、飲めない事を説明。
自分も事業をやっていて、こんな風に成功したらいいのだけど、自分には協力者が作れていないと話すと、「そういうとこだ」と一言。
それからハゲに戻った社長は近くの土木現場へ。
条件が悪い仕事をさせている事を「ごめんねー」と半ば冗談めかして躱そうとする社長に、「ほんとに困りますよ」と冷静に詰め寄る親方らしき若い作業員と、マジギレするもう一人の作業員。
あの不快なBGMはなかった。 

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み