0-1 チャットノベルはじめてみました

文字数 1,661文字

みなさんこんにちは!

死神と呼ばれた女、アムリタです!

自称すごい男、トモビキです。
二人合わせて~~~~
いや、コンビ名とかないじゃん。

俺たち。

いやいや、いやいやいや!

あるよ、コンビ名!

デスandトモってタイトルで言ってるじゃん!!!
あ~~!

そういえばそうだな!!

本編で一切出てこないワードだから忘れてたわ!!

タイトルは覚えておこうよ。

っていうか、さらっと本編へのリンク貼ったね。

それなら説明しておかないとだね。


このチャットノベルは、

デスandトモ~死神の手でハッピーエンドを手に入れチャオ☆~

の番外編で、私たちはこの小説の主役なのです!


って私の発言にもリンク貼られてるんですけど。

宣伝する気満々だね。

そういえばアム。

お前、本当にコンビ名「デスandトモ」でいいのか?

それだとお前、デス(死神)なんだけど。

あ~~~。

それかなり不名誉な呼び名だよね。

ぶっちゃけ私、死神って呼ばれるの、かなり嫌い。


変えよう、コンビ名!

「エクスカリバー」とか!!

だいぶ切れ味鋭い名前が出たな……。


っていうかそのコンビ名、

漫才コンビっぽさがないんだが。

私たち、漫才コンビじゃないから!


考えるの面倒だから、コンビ名募集中です。

「可愛いズ」でも「アムリタズ」でも「ゴミクズ」でも。

ぶっちゃけどんな名前でもいいと思ってます。

どうせ使わないし。

投げやりだな……。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ところでな、気になったことがあるんだが……。
ん?なに?

どしたの、トモちゃん。

なんで俺は斜めを向いているんだ?

アムは正面を見ているのに……。

あ~~。

そこに触れちゃうんだね。


それは、NOVEL DAYSの公式の素材から

トモちゃんっぽい雰囲気のアイコンを探したら、

正面を向いているアイコンが見当たらなかったせいだよ。


公式素材って、何千何万と用意できるものじゃないし、

ぴったりなのが見当たらなくても仕方ないよ。

う~~~ん?

なんだか釈然としないな。


なあ、アム。

公式素材で見つからないなら、自前で用意すればいいんじゃないか?

……トモちゃん。

いいことを教えてあげるね。


自前で用意できる人は、そもそも公式素材を探したりしない。

「ないから用意する」じゃなくて、ベースが「用意する」なんだよ。


でもデスandトモはそうじゃないんだよ。

私たちって、そういう星のもとに生まれてきたんだよ。

なるほど!

作者自身に絵心がない上に、

こういう時に気軽に使えるコネもなかったということか!!

も~~~!


がんばって「作者」とかメタな単語を避けようとしてたのに、

トモちゃんあっさり使わないでよ。

誰か!

誰か俺に正面を向かせてくれ……!!


アムの方は、公式素材がけっこうイメージに近いから、

別にどうでもいいけど、でも俺は!!

野郎なんてどこ向いてたっておんなじだよ。


それよりもメインヒロインで可愛くて、しかも強い、

そんな素敵なアムリタちゃんをもっと素敵にしてくれる人がいたら嬉しいな~。


アムリタちゃんは可愛ければ可愛いほどいいからね。

対してトモちゃんはどうでもいいです。

まあ、喋ってるうちに気にならなくなるから、

別にこのまんまでもいいでしょ。


トモちゃんは一生斜めを向いててね。
ひどいっ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ろくな会話してないけど、

今回はここらで一区切りしようか。


次回は自己紹介って感じで、

私とトモちゃんのことを詳しく話すよ。

そういえばアムは、死神って昔は呼ばれてたんだよな。

そしてその呼び方を気に入っていない。

呼ばれてたの、幼少期だからね。

すんごい小さい時期に、人殺し扱いされてたら、そりゃあトラウマにもなるよ。


人殺し扱いされて、死神と呼ばれる羽目になったのには、

私が生まれつき持っていた、ある不思議な力のせいなんだけども。


それについてはまた次回お話しましょう。

ちなみに俺は、とてもすごい人間です。

特異体質なので、なんでもできます。


以上、俺の自己紹介終わり。

次回って言ってるのに、今終わらせないでよ……。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

アムリタ


「見えない手」という念動能力を使う少女。

死神と呼ばれ、恐れられていたが教会に保護される。

以来、軟禁に近い形で教会に暮らしながら、魔王の欠片を集める仕事に携わっている。


目上の人に対して丁寧語は使うが、敬語はそんなに使わないタイプ。

別にモットーとか知識不足とかいうことじゃなくて、

周りの人とはかなり仲が良いので、距離の置き方に遠慮がないだけである。

トモビキ


「俺は特異体質ですごいから、なんでもできる」

と豪語している、アムリタのお目付け役。

死神と呼ばれた少女と行動を共にできるくらいなので、

程度はともかく、すごいのは確かなようだ。


アムリタからは「とてもスケベ」と思われているが、

彼女以外の人にデレデレしている様子は見られない。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色