第1話
文字数 456文字
二度も国公立大学に落ちた。高校国語の先生になりたかった。漢文が、古文が、現代文が大好きだった。
親から薦められたのは、地元の大学、一期生だ。
仕方がなかった。
入学した。私の成績は下から数えたほうが早かった。150人定員に対し、52人しか入学できず、補欠入学組は、プリパレーションコースという、入学前のコースで勉強していた。
なぜ、私が合格したのか?多分、この強烈な個性だろうと思う。私より個性が強い人が周りを囲む。はっきり言ってしまえば、普通の人がいなかった。
大学の先生と話をする、
「君は何になりたいの?」
私は即答する
「学校の先生」
「先生!?他の大学にいきなさい。ここに来る必要はない」
私は思った。
いやいや、ここしか受からなかったんでしょ。
調べてみると、海外では、学校の先生の位置が、日本ほど、高くはないようだ。
私は困った。この時点で学校の先生への道が閉ざされた。
授業が始まる。日本語の授業以外は英語。全て英語だ。インド人、イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、日本人と、教授の国籍は、ばらばらだった。
親から薦められたのは、地元の大学、一期生だ。
仕方がなかった。
入学した。私の成績は下から数えたほうが早かった。150人定員に対し、52人しか入学できず、補欠入学組は、プリパレーションコースという、入学前のコースで勉強していた。
なぜ、私が合格したのか?多分、この強烈な個性だろうと思う。私より個性が強い人が周りを囲む。はっきり言ってしまえば、普通の人がいなかった。
大学の先生と話をする、
「君は何になりたいの?」
私は即答する
「学校の先生」
「先生!?他の大学にいきなさい。ここに来る必要はない」
私は思った。
いやいや、ここしか受からなかったんでしょ。
調べてみると、海外では、学校の先生の位置が、日本ほど、高くはないようだ。
私は困った。この時点で学校の先生への道が閉ざされた。
授業が始まる。日本語の授業以外は英語。全て英語だ。インド人、イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、日本人と、教授の国籍は、ばらばらだった。