【共幻社座談会】第４回「メディア視点から考えるライトノベル２０１８」｜信頼されるメディアとして

ラノベニュースオンラインはとても硬派な印象を受けます。

情報まとめサイトが乱立している中で、強引に興味を引くようなゴシップ・炎上性のあるネタを用いることなく、記事を更新されていますよね。

発信する情報の選び方、基準についてはどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。

個人的には柔軟性のある硬派を目指して行きたいところです（笑）。それはさておき、発信する情報の選び方は至極単純でして、「話題」ではなく「情報」を取り扱う、ここに終始していることでしょうか。

「話題」を扱う場合は極力裏を取ることを心情としています。ライトノベルは特に「話題」に翻弄されているイメージが個人的にも強いので。

売り上げなど数字を見ながら本を取り扱う場所では、どうしても話題性というものに目が行ってしまいがちです。そうした中、情報のみを扱うというサイトは、大変有意義に思えます。

ただ、本当に上手なメディアは、話題も汲んでしっかりとやられているんですよね。うちもそういったメディアを目指していきたいとは常々思っていますが、そういった話題の裏を取りに行くだけで時間がいくらあっても足りないという・・・。

「話題」ではなく「情報」を取り扱う……金言ですね。

「こんな噂があるよー」では、新聞記事になりませんもんね。
週刊誌だったら「噂」でもいいかも知れませんけれど。（笑）

信頼されるメディアとして