日頃の取材や情報収集

文字数 1,658文字

これまでたくさんの作家さんや出版社に取材に行かれているとのことですが、取材活動の中で気を付けていることだったり、面白かったお話など聞かせて頂けませんか?
気を付けていることは、時間・締切・スケジュール管理、ここの厳守ですね。あとは、また一緒に企画記事をやりたいと思ってもらえるように努めている・・・つもりです。
あとは対面インタビューを実施していて思ったのが「ラノベ作家のイケメン率高くね?」ってことでしょうか。いやマジで。
イケメン……!(笑)
話を軌道修正しましょう。面白かった話ですよね。作家さんで多いのは、やはりといいますか人混みを苦手としている方は多い印象です。あとは、作品の中でグロ描写は書けるけど、自身がユーザーとしてそういった作品に触れることは苦手という作家さんも何人かいらっしゃいました。これは実際に私もお話を聞いていて面白いなぁと感じましたね。
あとはこれもあるあるなのですが、インタビューの収録が終わった後に突然饒舌になられる方もいらっしゃったり。単に緊張されていただけだとは思いますが(笑)。
他にはお話を聞いていると、どの作家さんも「徹底しているな」と感じることは多いです。あらゆることに。それが良い面に作用している場合も、悪く作用している場合もあるわけですが(笑)。
特に長編では内容がぶれてくるので、『徹底している』何かがないと、読者に伝える程のものがでてこないということなのでしょうね。
>良い面に作用している場合も、悪く作用している場合も
「ふつうのひと」では務まらない(なろうとしない)過酷な職業ですものね

いろいろなお話が聞けて面白そう!
鈴木編集長なら、ここには書けないような面白いネタをたくさん持っているのでしょう。
こちらをご覧の皆さまの中には、すでに鈴木編集長にインタビューを受けている方もいらっしゃるかもしれませんね~

そして近い将来に、インタビューを受けることになる方も!
あとは取材や雑談の中でおうかがいしたりするのですが、作家さんの文字のおこし方はとても興味深いです。ひとつは作中のシーンを頭の中で描いて、そのシーンに基づいて文字化されるという作家さんですね。このパターンは先日取材させていただいた作家さんもそうでした。
もうひとつは、頭に浮かぶ文字をとにかく書き起こしていくタイプです。シーンなどは一切頭の中には浮かんでいないそうで、とにかく湧き出るものをアウトプットしていくという。私の力不足甚だしいのですが、こういったタイプの作家さんのインタビューは、うまくいかなかったこともあり、本当に申し訳ない限りでした。
twitterを拝見したところ、最近はインタビューの取材に力を入れられているそうですが
インタビューの記事は増やしていきたいですね。メディア化されていなくても、湧き出るパトスを持たれている(表現古い)作家さんはたくさんいらっしゃると思うので。やっぱり読者さんも作家さんのお話は聞きたいと思うんですよね。
アワードの中で実施していたアンケートでも、インタビューを見たいのは作家さんがダントツで一番でした。逆に編集者さん関連のインタビューを見たいという声はとても小さかったりもしました。
あとは、昨年のコミカライズラッシュなどからも、原作者&コミカライズ作家のインタビュー記事は増やしていきたいと考えています。コミックは知っているけど小説が原作だとは知らないという方も増えてきていると思うので、そういった方に原作を知っていただく機会を作っていったりもしたいですね。
作家にもセルフブランディングが求められる(是か非かは置いておき)時代にあって、メディアを通じて安全にPRが出来るという機会はたいへん貴重ですよね。
ラノベニュースオンラインのインタビュー記事はとても面白いと思います。作家さんがどうしてそんな話を書いたのか、どうしてそんなキャラを書いたのか、どんなキャラが好きなのか、かなり細かく詳しく書かれてあります。そこは、読者という立場の強い鈴木編集長ならではのお手並みなのでしょうね。

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登場人物紹介

鈴木 寿(すずき ひさし)


ライトノベル総合情報サイト『ラノベニュースオンライン』編集長


Twitter:ラノベニュースオンライン公式ラノベニュースオンライン編集長アカウント

高波 一乱(たかなみ いちらん)


株式会社共幻社代表

作家・編集者


岡崎 庸道(おかざき つねみち)
編集者

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