( 絵皿と子守歌_contents )…3min

文字数 1,378文字

◇◇◇
The hand that rocks the cradle rules the world…
(ゆりかごを揺らす手は世界を制する…)

◆新婚旅行で観光地、イルミネ市にやって来た画家の青年とお嬢さん。画廊夫妻の赤子が拉致され、子守をしていたお嬢さんまで人質に…!都会の夜空を飛び回るSF風物語。

◆所要時間…1時間33分(人生に暇な時に読もう)
◆ジャンル…sf冒険
◆怪盗とお嬢さんシリーズ-04
(※前作を知らなくても読めます)
○diamondsichel○生き別れ姉と弟○拉致○救出○剣玉○灯台○パラボラアンテナ○α波○電波○領土問題○国境○紛争○巨大科学○地震○環境汚染○絵に描いた平和餅○え避(ざ)らず,

※フィクションです。登場する理論に科学的根拠は一切なく、現代の物理学的見解と関係ありません

◆◆◆
〜『絵皿と子守歌』登場人物〜
※今回は名前を付けてます。

クレセント(怪盗モントスティル)…優れた「視力」と猫のような身軽さを持ち合わせている。町の学校で美術の教師をしてる。昔、遠くの街で貧しい人々のため怪盗をしていた過去がある…

ダリア…クレセントの妻。昔、クレセントが怪盗をしていた時に盗んで来た(!)女性。今はクレセントと結婚し小さな町の学校で音楽の教師をしている。特殊な声を持ち、その歌を聞いた人や動物は眠りに落ちてしまう。しかし夫クレセントにはなぜか効かない。理由はまだ不明…

ギャラリー夫婦…町の画廊を営む夫妻。画家であるクレセントのパトロン。怪盗だったクレセントの過去を知る。誘拐犯が赤子の身代金の引渡人にクレセントを指定して来たため彼に赤子の救出をお願いする。

クロワッサン妃…城内の敵や国外スパイを見破るほど鋭い「嗅覚」を持つイルミネ市の海を挟んだ島国「ソードボール島」のリーダー。また極めて正確な地震予知能力にも優れてる。島を北の大国から独立させる資金を調達するため、島の南にある「イルミネ市」で富裕層の子を拉致し身代金を巻き上げている。

女怪盗ブレッセル…クロワッサン妃の側近。「触覚」が優れ、空間振動で相手の動きや思考を察する手強い相手。その正体は、ソードボール島出身のクレセントが幼い頃生き別れた姉らしい…クロワッサン妃に絶対服従で、弟を拉致の仲間に引き込もうとする。ダリアの「子守歌」に興味を持ち赤子と共に彼女も拉致してしまう。


◆◆◆
「剣玉」
赤い星 くるくる回し
まずは 大地で深呼吸
つぎは お日様こんにちは
くるっと半周
お月様 出会ったなら
見上げ 赤い星 宇宙(そら)飛んだ
切っ先鋭い 剣の先
目指すは輝く 北極星


◆◆◆
~contents~
プロローグ
◆第1章-大地の皿
01-あぁ、眠くてたまらない
02-ダリアの子守歌
03-新婚旅行
04-拉致

◆第2章-太陽の皿
05-ソードボール島
06-生き別れた姉
07-怯える島は灯台を振る
08-覆われた目…塞がれた口…

◆第3章-月の皿
09-子守歌は平和のために
10-妃の秘密
11-迫る紛争
12-再会の約束

◆第4章-星を指標する剣
13-都民避難大作戦
14-割れた皿と砕けた星
15-帰るための道しるべ
16-やがて平穏
エピローグ,

◇colophon
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