第3話 引きこもり
文字数 1,519文字
日常の家事をこなしつつ、数日悩んでこう結論付けた。
今日も今日とて、せっせと家事をすませてようやくベッドに入れる。
子供達は真面目に学校に通ってくれているし、これと言って問題もない。
あの竜が守ってくれているお陰?
とにもかくにも、眠る前にストーカー竜(?)と話をする事が多くなった。
ストーカー……もとい!
守護してくれているらしい竜がそう言うと、広い広い空間が見えた。
実際に見えたわけじゃなくて、頭の中にそんな映像が浮かんできた。
広くて、何もない!
壁(?)は岩みたいな感じで、他は一切何もない。
その空間の中央に、大きな銀色の竜が座っていた。