わたしも年をとった(2023.7.11)

文字数 230文字

年をとると
時が経つのが
早く感じる

一年が
あっという間に
過ぎて行く

そんな
話を聞いた
若かりし頃は
適当に相槌を
打ちながら
おじさんの戯言
と内心で笑った

居酒屋で
奢ってもらった
先輩諸氏は
今でも
息災だろうか

鬼籍に入った
人も増えた
はずだが
何も
知らない

わたしも
おじさん
になり
時間が経つのが
早く感じる

一年が
あっという間に
過ぎて行く

人生は
山登りで
下山を始めたから
早いのだ

どこまでも続く
一本道なのか
折り返しのある道なのか
分からなかった

今なら
分かる

勝手に前に
進むのだ

一歩一歩
ゆっくり
行こう
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