uncanny
文字数 399文字
小夜更け辺りは静寂に包まれ
眠りに落ちようにも 益々目は冴え
得体の知れない不安に胸は締め付けられ
フイに妙な気配を感じ洗面台へ
鏡の前に一人立ち問いかける
目の前にいるアナタは誰?
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
じっくり一人で考える猶予も与えず
心をジワリと削りとってゆく
白き人は理想的在るべき姿を求め
黒き者は甘美な香りで心を揺さぶる
己誤魔化し世の理に従うか
蔑まれても我が道を行くか
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
慌てふためく私を見て顔に湛えるのは
どちらも同じような嗤笑
何度も巡って来た分かれ道
変われるチャンスはあったのに
忙し過ぎる日々のせいにし
その声を無視し続けてきた
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
決して戻れることない道に思いを馳せ
また日常へと身を委ねる
眠りに落ちようにも 益々目は冴え
得体の知れない不安に胸は締め付けられ
フイに妙な気配を感じ洗面台へ
鏡の前に一人立ち問いかける
目の前にいるアナタは誰?
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
じっくり一人で考える猶予も与えず
心をジワリと削りとってゆく
白き人は理想的在るべき姿を求め
黒き者は甘美な香りで心を揺さぶる
己誤魔化し世の理に従うか
蔑まれても我が道を行くか
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
慌てふためく私を見て顔に湛えるのは
どちらも同じような嗤笑
何度も巡って来た分かれ道
変われるチャンスはあったのに
忙し過ぎる日々のせいにし
その声を無視し続けてきた
何処から聞こえてくるのか頭の中響く
天使と悪魔が執拗に責め立て
決して戻れることない道に思いを馳せ
また日常へと身を委ねる