第24話:虐待死、北海道地震、元官僚が、死亡事故

文字数 1,784文字

 その他、髪を引っ張られるなどの暴行を受けた疑いがあり、その後、千葉県警は。1月25日に父親を2月4日に母親を傷害の容疑でそれぞれ逮捕した。女児には痣「あざ」があり、その痣「あざ」は、腹部など服の上から見えない部分に集中していた。そのため、父親が虐待が発覚しないように暴力を加える箇所を選んでいた可能性があるとみて捜査が行われた。父親の供述によれば、休まずに立たせる暴行は、13時間に渡って続いたと報じられている。

 母親の供述によれば、死亡する2日前には父親が、女児を起こして立たせ眠らせない事があったとされる。2月9日には、スマートフォンで、撮影したとみられる。女児が泣いている姿が映った動画が、父親の所持していた記録媒体から発見されたことが、明かされた。2018年8月には浴室内で女児に排便をさせ、その排泄物を手に持たせて携帯で写真を撮影している。2019年3月6日、千葉地方検察庁は父親を傷害致死罪と傷害罪で、母親を傷害ほう助罪でそれぞれ起訴した。

「この新聞記事を見て、下館康夫は、思わず、涙をこぼした」
「親の資格どころか人間としての資格もない奴だとつぶやいた」
「天から授かった天使の様な可愛くて無垢な子供の親が、虐待するなんて、人間としての資格が、ないと告げた」
「それを聞いていた、妻は、静かに、何て可哀そうなのと泣き崩れた」
「これが、きっかけとなって下館夫妻は、子供の安全に特に気を遣うようになった」

 2月21日21時21分頃、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生、厚真町で震度6弱を観測した。震源に近い勇払郡厚真町では土砂崩れに巻き込まれた36人が死亡した。特に吉野地区では、多くの住宅が巻き込まれ、吉野地区の住民34人のうち19人が亡くなった。厚真町、安平町、むかわ町では多くの住宅が倒壊した。他、道央地域「石狩、胆振総合振興局管内」を中心に道路の損壊が相次いだ。

 地震により道内で使用される電気の半分以上を供給する最大規模の苫東厚真火力発電所ではボイラー管が破損し3基のうち2号機、4号機が緊急停止、道北・函館で停電が発生。さらに地震発生から18分後の3時28分に1号機も停止。このため連鎖的に他の発電所も停止し北海道・本州間連系設備の送電も止まった。この結果、道内の離島などを除くほぼ全域、約295万戸で停電が発生した。道内全域停電は。1951年の北海道電力創設以来初の出来事である。

 また、停電により、泊発電所の外部電源が喪失し非常用電源に切り替わった。大規模な停電により、災害基幹病院では通常の救急対応ができない状態が発生。一部では、救急車の受け入れのみ再開した。電気事業連合会によると、管内のほぼ全域で電力が止まる「ブラックアウト」が起きるのは初めてである。また、前述のとおり完全復旧に時間を要する事から道内で輪番停電の実施を計画。管内を60のブロックに分け、1回2時間程度送電を停止する計画。

 実施は、2日前までに予告する。地震の直後からの停電の影響で、道内9町の一部で固定電話3万4千回線が不通となったほか、設備の非常用電源の枯渇により6万9千回線に影響が出た。携帯電話でもつながりにくいエリアがあった。固定電話は、9月6日午前中に仮復旧したが、停電長期化の影響で非常用電源が枯渇、約14万回線に影響を及ぼした。水道の被害で、北海道内の45市町村では一時期、最大で6万1201戸が断水した。

 しかし水道管が破損した安平町や浄水場が破損した厚真町など約5千戸が断水した。停電の影響で酪農家や牛乳工場での生乳の廃棄が相次いだ。酪農では大規模停電のため搾乳ができず乳房炎が多発し死亡する乳牛も発生している。畑や自宅が、被災した農業者は多く、共同選果場などの施設も損傷し収穫期を迎えたトマトやジャガイモ、米などの出荷はままならない状況となった。全道停電の影響で新千歳空港、鉄道貨物が全面停止した。

 トラック運送についても信号機が復旧せず安全確保のためストップ。停電解消しだい順次再開見込み。これにより道内および道内外間の物流が麻痺しスーパーマーケットなどで商品不足が相次いだ。4月19日、昼ごろ、東京都豊島区東池袋の交差点で飯塚幸三「事故当時87歳」が、運転していた乗用車が暴走し通行人を次々とはねる交通事故が発生した。
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