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イルカのラスティ
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第5話
文字数 223文字
気がつくと、ラスティは見知らぬ入江にいました。
ラスティは、ひとりぼっちになってしまったのです。
でも、もし、そこに仲間がいても、ラスティは仲間のところへ帰るつもりはありませんでした。
ラスティをウソつき呼ばわりした仲間を信じられなくなっていたからです。
(ぼくは、かしこいから、一人でだって生きていけるよ)
ラスティは入江に住むことに決めました。
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涼森巳王(東堂薫)
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