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イルカのラスティ
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文字数 167文字
だけど、そのとき、ラスティは見ました。
海の魔女の上で働く、たくさんの人間を。
海の魔女は海底油田の基地だったのです。
(やっぱり、ぼくはウソつきじゃない。ぼくの言ったことは、ほんとうだったよ)
ラスティは気を失って流されていきました。
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涼森巳王(東堂薫)
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