第5話

文字数 183文字

昔、あの土手が死体を埋める場所だったことを。



その死体の大半は、食料が無く、見捨てられた子供が生きながらに埋められたことを。



いつの頃か、土手には彼岸花が咲くようになり…死体の数だけ花の数は増えていったということを。



やがて…彼岸花が咲く時、1人の美しい少女が現れるということを。



そして彼岸花が枯れる頃、若い男性が必ず消えてしまうことを…。
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