付録1の2 具体案:こんな「どうした」どうでしょう?

文字数 766文字

前のページではパターン別に大別してみたので、
今度は「誰がどうした」の「どうした」に入る、
具体的な動詞をいくつか挙げてみることにします。
◆大きな物語に向いている動詞7選

1.勝利した
2.殉じた(敗北した)
3.復讐した
4.退治した
5.支配者になった
6.獲得した(宝物、配偶者、自由などを)
7.謎を解いた
2は、一見ネガティブだけど、
「勝った」物語が結果バンザイなのに比べて、「負けた」物語って
「負けたけどがんばった」
という過程の話なのだなあと気づいて、書き足しました。

5の「支配者になった」は、「王位についた」が典型的ですが、
「思いどおりに操れるようになった」というのも支配の一種だから、
ここに入ると思います。
火とか水とか、竜とか――他人とか。

例えばハイファンタジーって、だいたいこの7パターンのどれかでは?
戦国武将が主人公の時代小説などは、1~6がメインでしょうか。
逆にミステリーは7一択でしょうね。
「お勧め」という意味ではないです。「あるある」というだけです。

思いきって書いてしまうと、私自身は、とくに
3(復讐した)と
5(支配者になった)が
好きではないです。

(個人の感想ですので気にしないでください)


支配してくる人が苦手なので、

自分も誰も支配したくないし、

支配的な人を主人公にできないです。

(あくまで個人の感想です!)

他人より、
自分自身の感情をコントロールできる人に、憧れます。

そういう物語を書きたいです。

◆私が使ってみたい動詞7選

1.出会った、見つけた、気づいた、知った
2.目覚めた、外へ踏み出した
3.伝えた(真実、秘密、伝統のわざなどを)
4.立ち会った、見とどけた
5.支えた
6.貫いた、全うした
7.とり戻した
先のリストに比べて地味ですねー。

私は、偉業をなしとげて他人に感謝される人より、
感謝する側の人の物語を書いてみたいらしいです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

ミミュラ

このチャットノベルの管理人。ときどきアマビエに変身する。
ヒツジのくせに眠るのが下手。へんな時間に起きてしまったり寝てしまったりする。
暑がりで寒がりで、さびしがりや。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色