で、ホラーってなんだっけ??

文字数 2,372文字

脱線になるのですが、ここでは私がやっと素人初段を獲得したホラーについて少し復習をしてみたいと思います。

ホラー……。
怖いヤツだよ……オバケとか……心霊とか……。
大好きでよく見る……恐怖映像とか心霊スペシャルとか……。
でもホラー映画はあんま見ないかも……??
ゾンビとかスプラッターとか……そういう怖さはあんまり……?でもあれらもホラー??
サスペンス系も見ないなぁ……ヒトコワ系って言うか……精神的にえぐられるから……。
ミストはトラウマだよね……エグい……。(泣)
かと言って「ブレアウィッチ〜」は題材は凄く面白かったけど三半規管がヤラれて気持ち悪くなった思い出……。
洋物はあんまり合わないのかな??和物の方が好き??
いやでも死国も見たけど最後が何かグロっぽくて……。映像になるとホラーって多少なりともグロが入る事が多いよね……グロはあんまり好きじゃないんだよね……。むしろ本当の手術映像とかの方が平気ですね……。手術って開いたくらいじゃ血は出ないんですよ。むしろ血がブシャーとか出たら患者さん○んじゃうから。わざと作り物っぽく汚くおどろおどろしく作られてるあの感じが気持ち悪い……。(不自然だから?)
と言うか、ふと思ったけどみんな大好きゴーストバスターズはホラー?!ならゴーストは?!あれもホラーに入るの?!恋愛ドラマだよね?!あれは?!

……んん??

何となく書けるようになって、とりあえず素人初段になったかと思っていたんだけど……。
もしかして、ホラーの事……よくわかってない??

お、教えて!グー○ル先生〜!!
そんな訳で、いつも通りネット検索にお伺いをたててみると……。

あれ??何かホラー小説についてのまとめ記事って、あんまりない??
あるにはあるんだけど……何となく求めているところと違う??

????

で、気がついた。
ホラーはホラーと一言で言っても、振れ幅が大きいジャンルだからまとめようがないのだろうと……。

まず、ホラーの中のジャンルについて上げてみる。
この分類自体もホラーの持つ包容力(笑)が多すぎる故に大きなくくりの一例に過ぎず、色々な要素を兼ねる場合が多々ある状況になっている。


①怪談
「お化け・妖怪、幽霊・死霊、呪い・呪詛」等がこの辺に入るのかな??
比較的ホラーと言えばこれって感じの王道カテゴリーかなと思う。和物・アジアンホラー系はこの辺が多いかなと思う。
②オカルトホラー(怪奇への恐怖)
「悪魔・邪教・宗教」なんかかなと思う。洋物ホラーはこの辺が多いかなと。コンスタンティンは格好いい、好き。
③百物語
これを独立させるのも変かなと思ったんだけど、耳袋とかはコレの一種だと思うし、私的には「恐怖映像〇〇連発」みたいなホラー動画特集も百物語の一種かなと思う。特にオチとかその後のストーリーとかなくて、怖い部分だけをただただ淡々と並べて繋がっていく。一つ一つの話も怖いけど、そうやって読んでいく(見ていく)うちに取り込まれていく世界観と言うか雰囲気はやはり独特なものがあると思う。百物語のポイントは、それぞれに関わりがなくて、淡々とそれが続いていく中にある一連の世界観でありゆっくりと取り込まれ落ちていく漆黒みたいな感じな気がする。
④サイコホラー(人間心理への恐怖)
「狂気・殺人鬼・シリアルキラー・サイコキラー」なんかのいわゆるヒトコワ系。羊たちの沈黙とかハンニバル・レクターさん関連は怖くて見れない……。ヒトコワ系って対人間だから、絶対にないとは言い切れない何かがあって「これはフィクション」と安心して見れないのが苦手です……。後、人狼系とか脱出系もこれになるのかなと。キューブとか訳わかんないよね。
⑤サバイバルホラー、パニックホラー(直接に身を脅かすものへの恐怖)
「死体・ゾンビ・罠」これはイメージ簡単。バイオハザード系。もしかしてプレデターとかもこれ系なのかな??SFだけど。
⑥スプラッタ/スプラッター・グロ
ええと……これは自分的に厳しいので説明できない。いついかなる時も、ご飯は美味しく頂きたいのです……。
⑦ゴシックホラー(ゴシック期の洋館などが背景)
「吸血鬼・狼男・フランケンシュタイン」とかの洋物妖怪系。アダムスファミリーとかコメディ入ってるけどイメージとしてはしやすいかなと。映画とかより漫画とかで多いシュチュエーションかと思う。……シザーハンズはこれに入るのかな??
⑧モダンホラー(ゴシックホラーと対比して現代の日常が背景)
「都市伝説・不条理」都市伝説は説明いらないけど、理不尽ははじめなんの事かわからなかったけど、つまりこれが「世にも奇妙な〜」系の事だと思う。納得。
⑨クトゥルフ神話(宇宙的恐怖=コズミックホラーとも)
え?!クトゥルフってあんまり詳しくないけど、ホラーなの?!SF・ファンタジー系かと思ってた!!
⑩その他
「ギャグホラー / ホラーコメディ(ギャグ・コメディ寄り)・スラップスティック(ドタバタ) ・ホラーミステリー・サスペンスホラー・SFホラー・純愛ホラー・ホラーアクション等々……」

…………………………。

何でもありじゃん、ホラー……。
まさに小説界の闇鍋……怖すぎる……。

と言うか、ホラーはこれだけ柔軟性と適応力があるという証拠かなと思う。
容赦ない包容力!(笑)
どんなジャンルを前にしても、まるで酸いも甘いも噛み分け、笑って清濁併せ呑むダンディズムの如く揺るがない!!(笑)

あ、ホラー、格好いい。惚れる。

さておき、ここまでホラーに高い適応力があるとすれば、ホラーがいっぱしに書けるようになればオールジャンル何でも来いって感じで何でも書けるようになるのでは?!

ホラーを制するものは小説を制す?!

だとしたらぜひともホラーを学ばなければ!!
何となく書けるようになって気が緩んでたけど!!初心に帰ってしっかり復習しなければ!!
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