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[ファンタジー]
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「沼のほとりの物語 壱」の後日談。 とある沼のほとりにある公園の小さな広場、そこに立つ神像に宿る、『風の神』。 彼は今日も、一郎太に問いかけます。 しかし、その人はなんと、偶然通りかかった一郎太の遠い親戚(故人)・松島参肆で……? そんなこんなで本日も、不思議な縁は紡がれてゆきます。短いエピソードですので、どうぞさらりとお楽しみください。
完結 全1話
2024年02月02日 06:42 更新
風の神(EHECATL-QUETZALCOATL)
古代メキシコの神。沼のほとりに立っているのは、カリストラワカ遺跡から出土した石像……を模した、銅像。
松島 参肆(まつしま さんし)
所縁ある地を巡る旅の途中、たまたま風の神の前を通りかかった、明治生まれの霊魂。1900年代初頭に渡英し、スコットランドで客死したと言われている。
一郎太とは遠縁にあたり、風貌はよく似ているらしいが、身長は参肆の方がだいぶ高い。
河童(直接は登場しません)
沼のほとりに古くから棲んでいる、小さな神。風の神とはきゅうりともだち。
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一郎太の名代、沼のほとりにて風の問いに答える
糖蜜 mitsumame