セリフ詳細

 我が国では、沖積低地に人々が居住した奈良時代から水害が発生しているが、現代においては地球温暖化の影響からか、近年は「平成30年7月西日本豪雨(2018)、「令和元年台風19号(2019)、「令和2年豪雨(2020)…と毎年のように洪水が引き起こされている。その対策としてダム建設を推進する意見もあるが、自然環境破壊の問題に加え、想定外の豪雨は緊急放流という「ダム災害」を発生させる恐れがある。伊藤氏は、水害が無くならない第一の理由は治水計画の限界、第二の理由は「無秩序な都市化に伴う水田の減少、低湿地への市街地進出である。戦後、高度成長期になると人の住む場所は大きく変化し、低湿地へ拡大した。皮肉にもダム等による治水安全度の上昇がそうした低湿地への人々の移動を促進した」(405頁)と指摘する。低地に集住する東京市民の豊かな生活を守るために、上中流域の人々が水害対策を負担している事は、環境正義の観点からも把握されるべきだろう。

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:芝川・見沼代用水の水環境と問題解決

作者名:スライダーの会  slider

71|科学|連載中|46話|281,606文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。