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分断化する世界の修復は可能か 共生社会の処方箋を探る

3月21日(火曜)

星槎大学附属国際問題研究所


 奇しくも今日は、習近平主席とプーチン容疑者、そして岸田首相ゼレンスキー大統領が会談する日となりました。


 第二次大戦後、最大の戦いにして、核戦争の脅威にまで拡大しつつあるウクライナ戦争。この一年で見えてきたのは、①戦争長期化、②対露制裁の失敗、③世界の分断の深化、④国連の無力さ露呈、である。


 ロシアが「戦争ではない」と言い張って国連から孤立するのは、満洲事変の大日本帝国と似ており、大戦の歴史を繰り返してはならない。そこで東西の中間にある、第三勢力としての中共陣営(インド・南アフリカ・ブラジル・中央アジア・アフリカ・東南アジア諸国)の役割が注目される。中共は当面、力を持ち続ける。我々は「強い中共」との共存を摸索せざるを得ない。


 虐殺行為を引き起こしたロシアに対し、ウクライナ国民の憎しみは悪化しており、安易な譲歩による「平和」は望めない。ロシアの戦争目的とは逆効果に、NATOも拡大している。ウクライナに更なる支援を!


 共和党の一部にある親露ポピュリストと、バイデン大統領らの理想主義が対立。そして中共がどう動くか。正しい事実認識に基づく共生を目指す、でなければ真の共生にはならない。正義・責任なき共生は欺瞞、しかし正義を強引に貫こうとすれば核戦争、どこかで妥結せねばならない。万一、ロシアが核兵器を使えば、米国は介入(核部隊だけをピンポイント攻撃?)せざるを得ないが、使用の可能性は低いと思われる。


 日本は平和だったが、混迷する現代世界に(野球みたく)もっと関心を持て!

国々の共生、正義・平和の実現を考え続けねばならない。


 ありがとう御座いましたm(_ _)m

ウクライナに勝利を!

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:2022(令和四)年度

作者名:スライダーの会  slider

75|科学|連載中|47話|293,589文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。