セリフ詳細

 上記を踏まえて「低成長・環境・参加・分権の時代」における「保全の上に立った活用」(保全した事がお金になるようなシステムを作り上げる事)が重要であると、村上氏は結論する。具体的な施策としては、皇室にも献上された(ホタル)の棲息環境を再生、八丁堤(芝川を堰止めた溜池の堤防)を歴史的建造物として活用、代用水での小型水力発電、ボランティアにも低賃金の謝礼を支払うハーフボランティア(ボラバイト)などが挙げられている。また同氏は観光型都市農業、自然との触れ合いを学び楽しむ「農遊」にも言及されているが、この辺りは鬼頭秀一氏の「遊び仕事」論が参考になるのではないか。水資源政策の縦割り行政に関しては、伊藤教授(2014)が「ここでの問題は決して縦割り行政ではない。仮に河川・水管理行政を全て管轄する水管理省(仮称)ができたとしても、今度は省内に縦割りができるだけであろう。従ってここでの問題は、わが国の行政組織に省庁や部局をまたがった調整システムが欠如していることである」(419頁)と指摘し、省庁・部局の壁を越えた政策調整システムの構築を提言されている。

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:芝川・見沼代用水の水環境と問題解決

作者名:スライダーの会  slider

71|科学|連載中|46話|281,606文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。