セリフ詳細

 中南米における地域研究の事例として、しばしば取り上げられるのが、新興国BRICSに数えられるブラジルである。人種問題に関しては、典型的な白人至上の「人種主義」、国民統合のために混血文化を肯定した「人種デモクラシー」、多様性と国民統合の両立を目指す「多文化主義」という三つの段階を経験しており、日系人の活躍による文化創造も注目される。更に、自然環境と社会経済をめぐる問題がある。1960~80年代のブラジル軍事政権は、開発独裁(権威主義)による経済成長を目指し、貧困解消をも掲げてアマゾンの開発を推し進めたが、膨大な熱帯雨林を破壊し、そこに暮らす先住民の土地を奪った挙げ句、財政破綻という結末を迎えた。また、銀を用いた砂金の採鉱は、アマゾン水俣病を引き起こした。アマゾン開発の「共犯」は世界銀行であるが、我が国も鉄鉱石・アルミニウムや大豆の輸入を通して、アマゾン開発に関わっている(保屋野初子2018)

作品タイトル:ちがくぶ!地球研究会

エピソード名:ラテンアメリカ地誌の中核的事項

作者名:スライダーの会  slider

65|科学|連載中|45話|276,647文字

短編, 青春, 高校生, エッセイ, シリアス, 一人称, 女主人公, 群像劇, 現代, 一話完結

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 東京 渋谷区の、とある私立学校に「地学(地球科学)部」という部活があり、私達の世界である地球(岩石圏・水圏・大気圏)と宇宙に関して、主に自然科学的な探究を行っていました。地学部の部室である「地学教材室」は理科館4階にあり、地学部で過ごした日々、ベランダから眺めた天地の景色は、部員だった私達の大切な思い出です。

 やがて卒業し、大学に進学するなどした私達は、地学部の理念を継承した活動を続けるべく、渋谷区や横浜市 青葉区の大学を拠点とするサークル「地球研究会」を結成しました。地球研究会は、地理学・地学などを中心に、私達が暮らし生きる世界を学び、その中に存在する自我を見詰める、総合的ネットワークです。

 現在は、ここ「NOVEL DAYS」に公式ウェブサイトを開設し、國學院大学・法政大学・星槎大学などの学生・卒業生らが参加し、論文や随筆を投稿しております。大学の課題レポートとして執筆した小論文も掲載しているので、学業の参考になるかも知れません。アイコン・イラストの登場人物はフィクションですが、本文で取り扱っているのは現実世界のテーマです。


【詳細】

 地球研究会は、國學院高等学校地学部を母体とし、その部長を務めた卒業生らによって、2007(平成十九)年に「地球研究機構 國學院大学地球研究会」として創立された。國學院大学においては、博物館見学や展示会、年2回(前期・後期)の会報誌制作など積極的な活動に尽力すると共に、従来の学生自治会を改革するべく、志を同じくする東方研究会・政治研究会と連合して「自由学生会議」を結成していた。

 主たる参加者が國學院大学を卒業・離籍した後も、法政大学や星槎大学など様々な舞台を踏破しながら、探究を継続している。ここ「NOVEL DAYS」では、同人サークル「スライダーの会」が、地球研究会の投稿アカウントを兼任している。