セリフ詳細

作中のベヴィンズ先生と同じく、自分も刑務所とは縁がある。

かつては一週間に一度、少年院で音楽の指導をしていたんだ。

だから、作者が収容者たちをどんな目で見るかで、自分の体験を思い出すものがあったな。

ベヴィンズ先生は生徒たちを見下すこともなく、対等な人間として接していると思う。

作品タイトル:林檎が丘読書クラブ

エピソード名:第18談 『さあ土曜日だ』

作者名:mika  mikafone

78|創作論・評論|連載中|21話|68,963文字

ブックレビュー, 書評, 海外文学, 読書日記, ノーベル文学賞, ブッカー賞

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林檎が丘の仲間たちが、同じ本を読んで感想を語り合う。
年齢も性別も職業もばらばらな仲間たちの共通点は、「読書が好き」ということだけ。

これは、作者が参加する読書会の体験に基づいたフィクションです。
作中の台詞は実際に読書会で交わされた会話を基にしています。(参加メンバーに許諾済み。個人が特定されないよう配慮しています。)
同じ本を読んでいても、「面白い」と感じるポイントは、人それぞれです。
多様な視点から読むことで、自分ひとりでは気づかなかった魅力に出会うことも。
このチャットノベルを通して、読書の楽しさをお伝えできれば、幸いです。

※アイコンはAdobe StockからPhotopicさまの作品を使用させていただきました。