セリフ詳細

それもそうか……あの男を練習台として何度か話したが、明らかに抜けたところがあるから、私たちの策謀の裏を読むこともできまい。その通りだ、川上ごときは私が手のひらの上で操っている程度の三下だ。私が恫喝を喰らわせれば泣いて従うに違いない。最悪、万一言うことを聞かないようなら私がヤツを狙撃する。

作品タイトル:帝王学へようこそ!

エピソード名:第23章(1)

作者名:至道流星  shidou

3812|社会・思想|連載中|103話|502,361文字

帝王学

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ぼくらには骨の髄まで染み込んでいる『帝王学』ですが、反感・誤解を受けることが多いため、公で語られる機会はほとんどありません。そこであえて虎穴に飛び込み、帝王学を世界で初めて基礎的事項に絞り体系化して、登場人物たちの力を借りながら、真摯に言語化してみたいと存じます。
何気なく読み飛ばす箇所も多いかと思いますが、ご自身の実力・経験値が上がったとお感じになったとき再読して頂くと、その度に新しい発見があろうかと思います。