セリフ詳細

高校を卒業してすぐ、私は地元神奈川の信用金庫に就職し、融資担当者としてキャリアをスタートしました。仕事は大変でしたが、事業の成り行きについて、金融機関側の視点で学ぶところは大きかったと思います。そんな仕事のなかで、横浜の財界人が鶴屋町にラブホテルを建設しようする計画が持ち上がり、当金庫も融資することになりました。多くの金融機関が融資していましたから、当金庫としても横並びで、大して深く考えず融資したのです。

作品タイトル:帝王学へようこそ!

エピソード名:第2章(3)

作者名:至道流星  shidou

734|社会・思想|連載中|67話|344,098文字

帝王学

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ぼくらには骨の髄まで染み込んでいる『帝王学』ですが、反感・誤解を受けることが多いため、公で語られる機会はほとんどありません。そこであえて虎穴に飛び込み、帝王学を世界で初めて基礎的事項に絞り体系化して、登場人物たちの力を借りながら、真摯に言語化してみたいと存じます。
何気なく読み飛ばす箇所も多いかと思いますが、ご自身の実力・経験値が上がったとお感じになったとき再読して頂くと、その度に新しい発見があろうかと思います。