セリフ詳細

ちょっとそれはあとに回す(推敲の過程でこうなった)。ヒポクラテスから時代を少し下るとローマ帝国期のペダニウス・ディオスコリデスという人がいる。この人はローマ帝国が拡大しきって世界中で集めた薬物の知識をまとめて『マテリア・メディカ』という本を作った。これが中世あたりまでの薬学の基本になった。この人はローマ帝国が拡大しきった世界中で集めた薬物の知識をまとめて『マテリア・メディカ』という本を作った。これが中世あたりまでの薬学の基本になった。

 ヒポクラテスは植物は130種ほどの薬種だったのにディオスコリデスは植物だけでも600の薬種が入っている。

前のルネッサンスの絵の回でギリシャ・ローマの本は排斥されたと描いた気がするけど、この本はそれを免れヨーロッパでいき続けた数少ない本。

作品タイトル:【本編未読OK】君と僕らの備忘録

エピソード名:ハーブティというか薬草の歴史(西洋)

作者名:Tempp  Temppp

22|日記・個人ブログ|連載中|45話|175,539文字

作品解説, 建築, ミステリー, 宇宙, 妖怪, 都市伝説, 文学, 死体, 法律, 宗教

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【本編未読OK】
一般小説で書いてる作品に出て来た用語等を独断と偏見で解説するチャットノベルです。
単独でも内容がわかるようにしているつもりです(一部の次回予告除く?)。
以下、主なUP記事(未公開含む)
・ 擬洋風建築はロマン砲
・ ブードゥー教とゾンビ映画
・「魂と魄」、キョンシーと道教
・ 口裂け女は現代日本で生きていけるか
・ 神社合祀と伝承の断絶
・ ヘビ毒とヘビの生態、その他の動物毒
・文系でもわかる(といいな)、ビッグバンと多次元宇宙論とか

【修正】字句等については適宜。
10/26 カテゴリかミステリーになっていたので、日記に修正。その他とかの方がいいのかな、よくわからないな。