セリフ詳細

今は確かに社会の中で様々な人を容認していこうっていう流れは強まっているんだけど、でもこれは分離・区別した上の話のようにも感じるんだよな。

なんとなく15世紀にあった『少しおかしい変な人』というファジーなものではなく『○○障害がある』からそれを個性として尊重して生きていく社会というか。やっぱり『〇〇という異常』の存在という区別が前提になってる感じはする。異常を前提とした許容というか。なんとなく昔のような区別のない時代には戻れない感じはしている。

多分ラベリング自体はとまらなくて、でもラベリングを極限まで進めてそれが記号でしかなくなるレベルで薄められた先の世界で新たな価値観が生まれるんじゃないかとか予感はする。今『にゃーちゃんとわたし(仮』というぶっとんだディストピアSF書いてるのでそっちに活かしたい感じ(宣伝。

作品タイトル:【本編未読OK】君と僕らの備忘録

エピソード名:フーコーの狂気の取説

作者名:Tempp  Temppp

22|日記・個人ブログ|連載中|45話|175,539文字

作品解説, 建築, ミステリー, 宇宙, 妖怪, 都市伝説, 文学, 死体, 法律, 宗教

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【本編未読OK】
一般小説で書いてる作品に出て来た用語等を独断と偏見で解説するチャットノベルです。
単独でも内容がわかるようにしているつもりです(一部の次回予告除く?)。
以下、主なUP記事(未公開含む)
・ 擬洋風建築はロマン砲
・ ブードゥー教とゾンビ映画
・「魂と魄」、キョンシーと道教
・ 口裂け女は現代日本で生きていけるか
・ 神社合祀と伝承の断絶
・ ヘビ毒とヘビの生態、その他の動物毒
・文系でもわかる(といいな)、ビッグバンと多次元宇宙論とか

【修正】字句等については適宜。
10/26 カテゴリかミステリーになっていたので、日記に修正。その他とかの方がいいのかな、よくわからないな。