セリフ詳細

でもまあこれって秦の法律がよっぽど厳しかったってことの現れでもある。法は恣意が入らないよう厳格に定められた。つまり細分化してよくわからないものになった。民は法律の中身がよくわからなくて、戦々恐々として生きていたんだ。だからまあ、ソフトランディングしたのかなという気はする。

それから秦の政治っていうのは法治主義ではあるけれどもその法というのは為政者の都合で定められる。だから必ずしもいい法律かというとそういう判断はあまりないんだ。商鞅はどっちかっていうと政治家だから。

作品タイトル:【本編未読OK】君と僕らの備忘録

エピソード名:法家の思想と当時の諸相

作者名:Tempp  Temppp

22|日記・個人ブログ|連載中|45話|175,539文字

作品解説, 建築, ミステリー, 宇宙, 妖怪, 都市伝説, 文学, 死体, 法律, 宗教

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【本編未読OK】
一般小説で書いてる作品に出て来た用語等を独断と偏見で解説するチャットノベルです。
単独でも内容がわかるようにしているつもりです(一部の次回予告除く?)。
以下、主なUP記事(未公開含む)
・ 擬洋風建築はロマン砲
・ ブードゥー教とゾンビ映画
・「魂と魄」、キョンシーと道教
・ 口裂け女は現代日本で生きていけるか
・ 神社合祀と伝承の断絶
・ ヘビ毒とヘビの生態、その他の動物毒
・文系でもわかる(といいな)、ビッグバンと多次元宇宙論とか

【修正】字句等については適宜。
10/26 カテゴリかミステリーになっていたので、日記に修正。その他とかの方がいいのかな、よくわからないな。