いつもお読み下さる先生方と読書様方に感謝致します。
いつもありがとうございます。
この物語は試験作品の一つです。
どうか何卒宜しくお願い致します。
内容としましては中世をモチーフにしています。
背景はワーグナーのパルジファルを参照にしています。
ご興味があられる方々にお読み頂ければ幸いです。

さて、近頃考えてしまいがちなことがあります。

苦しみです。

苦しいのは確かに嫌なことです。
しかし、苦しみがあるからこそ人を思いやれる気持ちも生まれます。
人生が楽しければどれ程幸いかと考える時もしばしば考えます。
しかし、苦しみがなければ人は堕落してしまうのではないのでしょうか。
楽の中にも苦があり、苦があるからこそ楽しみの本当の意味が見いだせるのではないかと思います。
苦しみなくしては人生の奥深さが分からないのだと感じます。
ただ、苦しみは買ってまでするかどうか不透明です。

苦しみの中にある方々へ。あなた様の苦しみは無為ではありません。むしろ、あなた様は良く堪え忍びました。働く方々も働けない方々にも苦しみはあります。
あなた様は試練を通して強められています。

苦難を耐え忍ぶ者は幸いです。いつの日か苦難が認められて人生の王者となれます。

あなた様の人生は天に富を積む様なものです。そこには盗人はいません。

あなた様の徳が認められる日を待ちます。あなた様が今味わっている苦難は未来への積立なのです。

世の中の全て苦しまれておられる方々に将来、或いは御国において報酬があります様に祈ります。

2022年 11月25日 (金) 22:29｜コメント（0）