作品数51
総合評価数726
総合PV数123,021

作者ブックマーク

活動報告

「神は『全てに救い』をお与えになる」PV数・二万六千達成

いつもお読み下さる先生方と読者様方に感謝致します。
いつもありがとうございます。

同時に報告が遅れて失礼致しました。
祈りの時間をとらせて頂いてありがとうございます。
友達と祈りながら知人と連絡をとっていました。未だ暗い気持ちでいらっしゃるので何かあれば早急に連絡したい所存です。

課題文学賞の結果発表でしたが、通りませんでした。ですが、挑戦したことに意味があったと捉える様に致します。

話を戻しまして福音主義的万物救済論の基礎を語っている物語です。福音主義なので正統的教理は肯定する前提です。

今後ともこの物語を宜しくお願い致します。

話を戻しまして即ち、聖ヤコブ書といったカトリック教会でも採用なされているペラギウスの教理の根底にあるものは肯定しております。
かつて、聖マルティン・ルターは聖ヤコブ書を藁の書とたとえましたが、聖書は聖書です。勿論その時代において善行より信仰が重視なされた背景は理解しているつもりです。

福音主義的万物救済論は聖マルティン・ルターの教理も聖ジャン・カルヴァンの教理も肯定致します。

ただ、現在において聖アウグスティヌスの教理の全てを肯定しきれていないのが欠陥と言えば欠陥であります。カトリック教会の聖書博士である聖アウグスティヌスは自著の中で天国に入れるのは人間のみと訴えております。この教理は詩編における「人と獣の救いは主より来る」の部分を用いて展開なされています。

万物救済論とはそもそも正統的教理が定まる以前の時代の聖クレメンスやオリゲネスの理想を基に構成なされていました。当然彼らの解釈の仕方でやると正統的教理から乖離するものとなりかねません。

自由主義神学は福音主義神学から離れて原語に忠実に解釈することにより問題を解決致しました。
故にディートリッヒ・ボンヘッファー先生やカール・バルト先生、そしてユルゲン・モルトマン先生は二十世紀最高峰のキリスト教思想家とみなされています。

福音主義的万物救済論は自由主義神学ではなく、福音主義から万物救済論を形成する試みなのです。聖アウグスティヌスの教理とすこぶる相性が悪いのは自覚しております。しかし、同時に自分の中では今日における教会の勝利とは聖アウグスティヌスの自由意志論における恩寵の勝利でもあると感じております。故に福音主義的万物救済論において聖アウグスティヌスの教理を肯定するべきだと感じております。そして、この両論の間に矛盾が存在しないのです。

私は凡俗のキリスト者です。どう足掻いても聖パウロや聖アウグスティヌスには及ばないです。ただ、私は彼らの肩を借りて福音主義的万物救済論を練り清め続けるのみです。

いつの日か、教会若しくはどなた様かがこの教理を用いる可能性があると信じて。人類と機械の平和の架け橋の教理になることを願って。『全ての平和』に繋がります様に。

今日は大雨に巻き込まれて厳しい生活をお送りなされていらっしゃる方々の為に祈ります。
今、気候変動により災害が増えてきた時代です。世界各国のみならず日本に住まわれている方々も被害にあわれています。一日も早い復興と生活の安全が保証なされます様に。

2023年 07月03日 (月) 13:47|コメント(0)

コメントはありません